バイクにスマートフォンを取り付ける為に、ホルダーを物色していた時に見つけました。
Daytonaブランドですが、MINOURAのOEMになります。
MINOURAと言えば、自転車用品を扱うメーカーさんですが、コチラはバイク用品メーカーのデイトナ向けにバイク専用設計となっています。
この、デイトナ(DAYTONA) バイク用スマートフォンホルダー 〈クイックタイプ〉 79351の色々なレビューを見ると『同じモノがMINOURAで半額(Amazon)で売っている』と見かけますが、実際にはホルダー部は同じ様に見えるものの、基本的には構造が違います。
見易い角度に設定出来る
自転車の場合、基本的にハンドルの中央付近に取り付けるので、傾き機構が必要ありません。
しかし、バイクの場合は中央に取り付けると、メーター等が見えない場合やガソリンタンクに当たってしまう言う場合ももあり、左右にズレた位置に取り付ける人が多いと思います。
その場合、ハンドルバーが傾斜している為に、傾き機構の無い自転車用では水平を出せないのです。
そういう不満点を、このスマートフォンホルダーは対応しているのです!
※決して、DAYTONAのまわし者ではありません
それでは、基本構造の説明から始めたいと思います。
バラバラになります
パッケージに入った状態では、上記のように分解されています。
組み立てには、六角レンチが付属しているので、ネジを1本締めるだけでOKです。
その際、回転機構の為の溝が掘られているので、取り敢えずは真っすぐに留めてOKだと思います。
勿論、回転機構の調整には六角レンチが必要ですよ。
スマートフォンの固定方法は、良くあるラッチメカ式となっています。
取り付け可能なスマートフォンサイズは、最小58mm×9mm~最大68mm×15mmとなっています。
実際には、68mmを超えても固定可能ですが、脱着の際にホルダー部のスポンジが傷むので、余りオススメはしないですね。
厚みが薄いスマートフォンの場合用に、底上げ用のスポンジも付属しています。
私が使っているスマートフォンはdocomo SH-02Eで、幅が68mmあります。
ホルダーを最大に開いた状態でも、多少余裕があります。
SH-02EとiPhone4を固定してみました。
固定の解除方法は、底面にある赤いレバーを引く事で簡単に解除されます。
脱落防止・ズレ防止用のツメも装備しているので安心感もありますね。
走行中の振動で、ホルダーの固定が解除されてしまう場合や、上方向へズレしまう場合があるかと思いますが、そこはバイク専用設計です。
安心ホールドを謳う、脱落防止シリコンバンドがサポートしてくれます。
シリコンバンドが画面に被って、見難いんじゃないの?って疑問も出るでしょう。
一応、半透明のシリコンバンドなので、見辛さは最小限に留まっていますよ。
続いては、ハンドルバーへの固定方法ですが、私が購入したのはクイックタイプになります。
クイックタイプは、簡単に脱着が出来る構造になっています。
ハンドルの径に合わせてネジを回してから、パチンと固定します。
でも、クイックに取り外せると言う事は、盗難が心配になります。
そんな心配性な方は、ハンドルに固定後にネジを締め込んでみるのが良いですね。
※あくまでも自己責任でおねがいします。無理に締め込むと壊れます
※取り外す際は、ネジを先に緩めてから金具を解除しないと、壊れます
もしくは、クイックタイプでは無く、リジッドタイプを選択するのもありかと思います。
私が、クイックタイプを選択した理由は、少しだけ安かったのとリジッドタイプは金具が細く見えたからです。
バイク専用を謳っているので、アルミ製ですが折れる心配は無いのかな?
そうそう。
自転車用では無く、脱落防止ストラップ穴もコチラの製品を選択する重要なポイントだと思います。
固定金具が破損や解除されてしまった場合でも、脱落防止ストラップ穴に紐付きカラビナや、結束バンド等でハンドル部に固定していると、安心ですね。
※ただし、ハンドルの隙間等に落ち込む可能性もあるので、脱落の際は速やかに緊急停止してね
結構、使い勝手が良いスマートフォンホルダーですが、一つだけ気になる点があります。
それは、首振り機能の部分です。
初期状態では首振りがし易いように、動きが軽くなっています。
しかし、スマホ操作した際に、簡単に首を振ってしまい、タッチし辛いです。
もう少し、硬い方が良いと思われるのであれば、10mmのスパナかメガネレンチと、5mmの六角レンチがあれば、適度に締め込む事で改善されますよ。
ホルダー部の回転機構の調整やクランプ部の増し締め用に、六角レンチを常備しておく事をオススメします。
自転車用の倍の市場価格の、コチラのスマートフォンホルダーですが、バイク専用を謳うだけあって使い易いのでオススメです。
シリコンバンドで固定するので、スマートフォンの付け外しの際に若干煩わしいですが、脱落防止の為なので我慢出来ます。
走行中にスマートフォンがすっ飛んでいったら・・・大変ですもん。
首振り機構が緩いのも、適度に締めれば解消されます。
取り付け位置の自由度が高いので、使い易い・見易い位置に固定出来るポイントも良いです。
実際に300km(約10時間走行)程試走してみましたが、ブレ等も無く見易かったですね。
※首振り部は初期状態です
私のバイクに取り付けた画像がコチラです。
給電用にシガー&USBを付けているので、不意のバッテリー切れの際も安心のツーリング仕様です。
シガーが使えるように、もう少し左に移動したいと思っています。
走行風が当たる位置なら、スマートフォンの発熱も抑えられるのかな?って思っています。
夏場は高温で、機能停止しますからね・・・
ところで、バイク用にナビを買ったのでは?と疑問を持たれる方もいるかもしれません。
ナビをハンドルマウントすれば、一番良いのですが・・・オススメされたマウントが廃番になったみたいで、良さそうなマウントが見つからないのです。
そして、タンクバッグに入れて使うのですが、給油の度にタンクバッグを取り外すのが面倒臭い!
スマートフォンなら普段から持ち歩くので、スマートフォンのナビが活用出来るのならって事で、スマートフォン用のホルダーを購入した訳です。
最後に、マイナスポイントはというと、価格が少し高いというだけですね。
まぁ、もっと高いマウントはありますけどね。
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購入金額
3,152円
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購入日
2014年08月08日
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購入場所
R-O-G-Eさん
2014/08/12
こういう機能はカメラに限らず、バイク業界でも増やすべきだと思います。
愛生さん
2014/08/12
クイックリリースといってもクランプ部だけなので、雲台みたいにマウント部もクイックに外れれば尚嬉しいですよね。
その分、落下のリスクが増えるわけですが・・・
R-O-G-E さんは、サンニッパ片手にツーリングでしょうか?
カメラマウントが必要ですねw