実は中身はArduinoに使われているAtmel AVR ATMega328P-PU 20MHzです。
これにAQUEST Corp.謹製の音声合成エンジン、「AquesTalk」のマイコン向けエディション「AquesTalk Pico」を焼きこんで、内蔵8MHzのRC発振になるようにFuse bitを書き込んで販売されています。
このIC(製造元のAQUEST Corp.では音声合成LSIと呼んでいます)を発生させることによって、ロボットのような機械的な声や、ゆっくり霊夢、ゆっくり魔理沙のような声を出すことが出来ます。(声色はICの型番、(より正確に言うと内部に焼きこまれたファーム)によって異なります。)
こんな28ピンのちっぽけな(といっても28ピンとなるとIC抜くのに苦労するから結構大きい)ICが850円もします。ベアチップが250円なのでプログラム代金が600円ですかね…。
肝心の音声の合成具合は…流石600円のプログラム代に見合う音声を出力してくれます。
PWMで。
古のグラディウスの音声合成なんかよりもより、人間らしくなってます。
とはいえ私が買ったのはロボット声でしたが:P
技術の進歩は凄いですね!!
裏面はこんな感じ。
Atmel AVRシリーズは全品Flash ROM採用品なので、うっかりISPや自作or市販の書き込み機などでチップイレースなんかやってしまうと大変なことになります。ただのATMega328P-PUになってしまいます。そこんとこ要注意です。
Galileoと組み合わせて使う予定です。I2Cについて勉強しなくちゃ…
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購入金額
850円
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購入日
2014年08月04日
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購入場所
秋月電子通商
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