バードオブプレイ同様、劇場版第三作が初出となる惑星連邦の最新鋭艦(当時)。
スタートレックに登場する艦の中で、この艦のみ二つの艦籍番号を持つが、これは元々がトランス・ワープドライブの実験艦という経緯から。
今回モデリングされたのは、実験失敗後に通常型のワープドライブを搭載して再就役(この時点でNXからNCCへ変更された)したときのもので、正しくは劇場版第五作の姿となる。
モデルのほうは、ぱっと見は割とよく出来ており、いかにも新世代(当時)の艦たる姿を再現出来ているように「見える」のだが・・・・・・残念ながら、細部のツメがかなり甘い。
特に酷いというか、もうちょっとどうにかして欲しかったのが、この部分。
ディフレクター(凹んでいる部分の中央の青丸)が、ただの青い丸って・・・・・・
レンズ型のクリアパーツ一つはめ込むだけで大幅に印象違っただろうに(涙)
アズテックパターンの再現や、船体モールドが比較的詳細であることから、改修型Enterpriseより幾分マシな出来ではあるが、パーツのゲート処理すらマトモに成されていない(パーツをもぎ取って外しているのが歴然)という品質の酷さは、はっきり言うと価格に見合っていない。
唯一合格点に達しているのは、この円盤部。
ここだけは非常にシャープな出来で、塗装ズレもなく秀逸な仕上がり。
・・・まあ、ベース塗装に気泡入ってるという致命傷レベルがここにもあるが。
ただ、このクオリティが全体に及んでいれば、間違いなくD型以来の秀作として評価されただろうが、船体部の出来がかなり酷い。
つーか、2000円以上取ってるのだから、せめてゲート処理くらいちゃんとやれ。
いくらディアゴスティーニといえど、最低限の品質維持も出来ないとか論外。
製品設計そのものは悪くないし、スタイリングもきちんとしているのに、各部のツメの甘さや手抜きの結果、そこかしこに雑な部分が散見され、非常に残念な出来になっている。
つーか、私が好きな艦だけが狙い撃ちで手抜きアイテムにされるとか、ディアゴスティーニはワザとやってんのか(怒)
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購入金額
2,495円
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購入日
2014年07月14日
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購入場所
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