スタコレ第四弾は、初のクリンゴン艦となるブ・レル級バード・オブ・プレイ。
劇場版第三作で初登場した小型戦闘艦で、以後も度々劇中に登場する人気の艦だ。

モデルの出来はNX-01に続き、かなり良好。
今後もこのクオリティを保ってくれるといいのだが・・・・無理ですな、確実に。

スタイルも良く、全体のモールドもシャープで、塗装もそこそこ良い。
個人的に、翼を少し下げた攻撃態勢でなく、横に広げた巡航形態なのが少々残念。
実際には、主翼が上下に可動するのだ。

なお、この主翼はワープフィールド・ジェネレーターという設定。

外板がなく剥き出しの動力部と、動力伝達部。ウェザリングもそう悪くない。
主翼の色分けパターンも、ちゃんと再現されているのは偉い。

船体下部の再現も結構正確。
表と裏で異なる主翼のモールドと塗装、左右胴体部の色分け違いなどもちゃんと合ってる。

名前通り、猛禽類を連想させるスタイル。後方からの煽りにも違和感は無い。

主兵装である、ディスラプターキャノンも割と良い出来。
ただ、私の掴んだ製品は左側のみナナメに傾いて接着されていたため、一度外して修正した。

総評としては、NX-01に続き"当たり"の艦である。
クリンゴン艦の定番たるBoPの特徴を良く捉えており、細部の出来も悪くない。

コスト的には余り良いとは言えないが。十分な出来と言えるだろう。

なお、追加情報というか注意事項だが、本製品のみスタンドの噛み合いが本体・足共に緩いので、スタンドを持った状態での移動は厳禁。

かなりの確率で落下事故に繋がるというか、実際に二度も落下した。
ディスラプターなど折れやすい部品がある製品なので、要注意だ。