#810
メーカ製品ページ
メーカ製品ページ(日本語)
きっかけはLEDケースファンを探していて、オウルテック社のホームページにたどり着き、「レポータープログラム」に遭遇し、550Wの電源がパワー不足なので、この製品に応募したところ当選(全員当選)した。
初めてのセミモデューラ電源で、非常に楽しみだ。
■製品構成と外観
モデューラコネクタ部分
SATAケーブルとペリフェラルケーブルのコネクタが同じ形をしていて、どちらにさしても使えるようになっている。
日本語取説付。
モジュラーケーブルやアクセサリの収納用にポーチが付いている。便利だが、ちょっとほかの用途に使いたくなった。
作りは粗いところが多少あるが、大した問題がない。固定ねじが銀色で黒いケースに合わないと言えるが、いい飾りとも言えるだろう。ユーザ次第。
■主な仕様と特徴
・80PLUS GOLD認証電源
・Haswell対応
・電圧負荷の変動が±3%以内に抑えられる
・Smart&Silentファンコントロールで静音性と冷却のバランスが取れる
・日本製高信頼性105℃アルミ電解コンデンサーなどの採用で長寿命が得られる
・短絡保護回路、過電圧保護回路、過熱保護回路、過電流保護、過負荷保護回路を搭載
・120mmのPWM制御2ボールベアリング冷却ファン使用
・セミモデューラケーブル
SATA電源、ペリフェラルケーブルはモデューラケーブルで、必要な分だけ取り付ければよく、ケース内スペースをすっきりできる。
・5年間もの長期保証(新品交換)
これは大きい!
■現在使用中の電源
同じく750Wの80PLUS BRONZE電源
550Wの80PLUS Platinum電源
この電源と換装して評価した。
■主なパーツとPC構成:
OSはWindows 8 Proを使っている。
■取り付けと配線
◆ 電源出力/重量の比較
EA-550 550W/1.9kg → 289.5W/㎏
SSR-750RM 750W/2.9㎏ → 258.6W/㎏
プラチナとゴールドの差(材料?)が出ているね。
電源の奥行きが20mm大きくなったため、底面に設置していたケースファンと干渉してしまい、後者を取り外さざるを得なかった。電源冷却ファンを上向き(ケース内部へ)にすれば干渉しなくなるが、電源の排熱をケース内に流したくなかったので、その案は不採用にした。
あるいは、ケーブル自体がもう少し柔らかければ、ぎりぎりセーフだったかもしれない。
セミプラグインなので、使わないケーブルは取り付けずに済むので、ケース内スペースがすっきりだ。プラグインケーブル自体も扁平状でかさばらない。
今回のケースはミドルタワータイプで、裏面配線の場合、SATA電源プラグインケーブルの長さは少し余裕があるが、ペリフェラルプラグインケーブルはぎりぎりだった。柔らかいケーブルならぎりぎりファンを残せたかもしれない。
■消費電力と出力安定性
ワットメータ
を使っていろんな負荷状態の消費電力を評価した。
★パワーオフ状態、スリープ状態、アイドル状態
・パワーオフ時 0W
・スリープ状態 1.1~1.4W (EA-550の場合は1.2~1.3W)
・アイドル時 60W
★WEI
※最大消費電力 233W
★CINEBENCH 11.5R
・CPUモード Power Saving
※最大消費電力
CPU 205W
OpenGL 146W
・CPUモード Performance
※最大消費電力
CPU 263W
OpenGL 246W
★OCCT 4.4.0 POWER SUPPLY
※最大消費電力 361W
これは550Wの電源の定格出力の半分を超えており、最高の電源効率が得られないが、この750Wの電源だと、定格出力の50%近辺で、最高の電源効率が得られているはず。
各電圧の安定性:
■静音性
上記のベンチマークの時は、CPUファンが全速回転になったため、電源の音がまったく聞こえなかった。アイドル時も特に気にならなかった。
■まとめ
80PLUS GOLDだけあって、大容量ながらコンパクトな電源で、高負荷時でも安定した電力供給と静音性が得られる。
便利なモデューラケーブルだが、もう少し柔らかさが欲しかった(柔らかすぎるのもよくないが)。
今回のケースではSATA電源モデューラケーブルの長さは少し余裕があってよかったが、もう少し大きいケースだと厳しいかもしれない。購入時ケースに合った長さのケーブルが得られるといいだろう。
※ Windows 10 Proにアップグレードした後も、問題なく稼働している。
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購入金額
0円
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購入日
2014年07月08日
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購入場所
オウルテック
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