人生初ASRock社様のMB 結構色んな意味で先入観から遠慮していたメーカー様でした（内緒

しかしながら今回”フルカスタムのBTO PCやパーツ販売で有名なお店　V-Spec”を営業されている（株）ウィズテック様の『雷神力』という自作PCやOCなどなど色々な語らいが出来るフォーラムでフォーラム開設記念で御提供頂きレビューの機会をいただきました。

今回のこちらのMBは　INTELのPentium20周年記念のG3258に併せたモデルと言うことで

G3258に特化した機能等も盛り込まれている様です。

メモリスロットは、デュアルチャネル対応のDDR3×4本で、最大32GBまで増設OK。XMP対応でOCメモリでもUEFIからプロファイル読込でOK

 サファイアブラック PCBの黒い基盤に鮮やかなブルーメタリックの塗装が施された各ヒートシンクが目を引くMBです。SATA3.0（6Gbps）×6と充分なストレージインターフェイスはホットスワップにも対応。

細かい仕様等では1つ上の上位機種Z97 Pro3の廉価版という事もあり

バックパネルI/Oは、USB3.0×4・USB2.0x2・音声入出力×3、ギガビットLAN×1、PS/2×1、HDMI×1のシンプル構成。

販売価格が抑えられている廉価版という事もあり同梱品は必要最低限

取扱説明書・I/Oパネル・SATAケーブルが2本でしたが

廉価版と言えどIntel製ギガビットLAN「I218V」や、ELNAオーディオコンデンサなど、搭載コンポーネントは高品質なものが採用されていて男前なAsRock様。

• チップセット：Intel Z97 Express
• 対応ソケット：LGA1150
• フォームファクタ：ATX
• ボードサイズ：305ｘ190mm(細長いMBですね～）
• メモリスロット：DDR3ｘ４（最大32GB)
• 対応メモリ：定格：1600/1333/1066MHz        OC:3100+/2933/2800/2400/2133/1866MHz
• ストレージ：SATA3.0（6Gbps）x6
• LAN：Intel 1218-V　ギガビットLAN
• サウンド：Realtek ALC882
• リアI/O：USB3.0ｘ4、USB2.0ｘ2、音声出力x3、ギガビットLANx1、PS/2.0ｘ1、HDMIｘ１

■CPU：Intel Pentium G3258

■マザーボード：AsRock Z97 Anniversary

■CPUクーラー：ENERMAX ETS-T40-TB

■メモリ：Corsair CMD8GX3M2A1600C9

■SSD:Crucial　CT256MX100SSD1

■グラフィックカード：ASUSTeK:GTX750-PHOC-1GD5

■電源：ENERMAX:ERX430AWT

■ケースFan：ENERMAX　UCTB12P（2個）＋UCTB14P（1個）

■PCケース : Silverstone SST-PS02B

冒頭で書いたようにこのZ97 Anniversaryには、Pentium 20周年記念エディションG3258専用のOCを3段階で設定できる「Pentium Anniversary Boost」と言う独自機能を搭載しています。しかしながらOCに関してはこの機能を使ったからと言ってMBが壊れようがCPUが焼けようが全てにおいて『自己責任！』細心の注意を払って下さいね～

こちらのPC起動画面時に「P」ボタンを押すことで入る事が出来ます。

これ以外にもUEFIにも各プリセット設定からOCを楽しめるMBになってますね。

「Pentium Anniversary Boost」のプリセットは安定性でチューニングが施されているようで、最高設定の4.20GHzでベンチマークが問題なく完走しましたがMB付属のソフトA-tuneで内容を確認すると、結構な電圧が盛ってありCPUに付属のリテールクーラーではちょっとばかし温度が上がってしまいますので　そこらへんはA-tuneやHWMonitorなどを用いて注意しながらのほうが良いかと思います。OCに関してはG3258のレビューの方に追記で載せようと思います。

今までは高いCPUに高いMBの組み合わせでOC環境を整えてチャレンジすることが主流だったものが、今回こちらのMBとPentium G32582点併せて20000円弱という環境でお手軽？にOCで楽しめる事が出来て本当にエコです。涙が出るくらい嬉しい時代になりました。

廉価版のMBと言えど独自機能の「Pentium Anniversary Boost」を搭載していたり

IntelのギガビットLANを積んでいたりとかゆい所に手が届くMBですので、これからオーバークロックにチャレンジしたいな～と考えている人には、パーツ選びの一つの選択肢に入れてもらえたら宜しいのではないかと言うのが感想です。

しかしながら1個上の上位モデルのZ97 Pro3と実売価格が数百円しかかわらない事や数千円を追加すれば更に上位のZ97 extreme4が購入出来たりと価格設定的には微妙な位置付けかもです。

今回この様な機会を頂き貴重な体験をさせて頂いた（株）ウィズテック様には心より感謝いたします。