#835

　プレミアムレビュー品

の比較対象としても、手軽に持ち歩けるワイヤレススピーカとしてもと、購入。半額の宣伝に負けた。

メーカ製品ページ

Sound Blaster Roarとの外観比較

●外観と機能

簡易包装

本体

ボリュームリング

マルチファンクションボタン

Yoga Tablet 8とのワイヤレス接続

再生時のブルーLED点滅

充電時マルチファンクションボタン側の赤いLEDが点灯する様子

スタンド

オーディオケーブル接続時のブルーLED点灯

　円筒状のボディの両端に、片方がプッシュ式マルチ機能ボタン：電源on/off、一時停止/再生、ペアリングもこのボタンを押すだけで実現。

　もう片方がボリュームリングだ。回して音量調節する。ただ、これは本体が机の上に置いてある場合、片手では回しづらい。手に持っていれば、ボディを親指以外の4本指で持ち、親指だけで回すことができる。
　（片手は難しい？本体を持たずに調節したい場合もあるから）
　
　ワンセグ音声対応（SCMS-T)で、ワンセグ画面を見ながら、音声はこれで再生することが可能だとか。

　USB充電しながら、使える。

　バッテリ容量は？記載なし。

■仕様

＜スピーカー部＞
■カラー：シルバー
■サイズ：外寸/W163×D41×H41mm
■重量：170g（本体のみ）
■実用最大出力：4W（2W+2W）
■周波数特性：20Hz～20000Hz
■スピーカー形式：密閉型フルレンジスピーカーシステム（防磁設計）
■スピーカーサイズ：直径36mm
■マイク：無指向性コンデンサマイク
■インピーダンス：4Ω
■入力端子：ステレオミニジャック（3.5mm）
■電源：USBポートより給電（DC5V 500mA）　または　内蔵リチウムイオン電池
■充電時間：約3.5時間
■連続使用時間：音楽再生：約20時間、音声通話：約12時間、待受時間：約140時間
＜Bluetooth部＞
■適合規格：Bluetooth Ver.2.0+EDR
■対応プロファイル：A2DP、AVRCP、HSP（ヘッドセット）、HFP（ハンズフリー）
■オーディオコーデック：SBC
■通信距離：最大約10m（使用環境によって異なります）
■送信出力：Class 2
■付属品：スタンド×1個、給電用USBケーブル（約1.1m）×1本、ステレオミニケーブル（約1.1m）×1本、取扱説明書
■保証期間：6ヶ月


　面白いデザインと仕組み。後は寿命がどのくらいかな？

　思ったより大きかったが、削り出しの金属ボディがピカピカで、質感があって、好みのタイプだ。

　Bluetooth接続の場合、起動時ノイズ少しが発生する。音源との間に体や手が入った場合切れたりすることがある。

　ライン入力（付属のステレオオーディオケーブルで）接続も簡単に使える。

　充電時はマルチファンクションボタンのところに赤いリング状のLEDが点灯する。
　
　オーディオケーブルを接続すると、反対側音源に接続していなくても、ボリュームリングのところの青いLEDが点灯する。ちょっと改善してほしい？


●デバイスとのペアリング

　Princenton製USB接続Bluetoohアダプタ

がインストールされているLenovo ThinkPad X200

とペアリング、接続、使用ができた。

X200とのペアリングが成功

　さらに、もちろん

とも。しかし、音質で言えば、双方に差がないように聞こえる。

　設計コンセプトがもともと異なっており、比較対象にならないが、Sound Blaster Roarとは、手軽なワイヤレス接続、ポータビリティの面では共通するところがあるが、音質とパワー、機能性の面では「完敗」だね。


●感想

　Bluetooth接続の便利さとスピーカとしての基本機能は問題なし。デザインも面白くて、周りとの協調性があり、室内に飾っても違和感がしない。小さくてバッグなどに収納しやすいし、軽量で持ち歩くにも楽だ。

　Bluetooth対応で、手軽に持ち運べる、聞くだけのスピーカとしては文句なしだが、決して豊かな音声ではない（そもそも求めてはならない）。価格相応というのが妥当かな。


●希望

　本体が軽いので、スタンドに置いた場合、スタンドとの間に摩擦も小さいし、引っかかりもないため、片手では音量調節できないところを改善してほしい。それと、両者が一つになる仕組みも→移動しやすい。

　それから、バッテリ残量のインジケータか、充電が必要と知らせてくれるインジケータがほしいね。