昔、木工品の仕上げ、厚紙の工作などで使いました。「模型」の作製には欠かせないアイテムでした。「スプレー式塗料」等は一般的でない時代、「刷毛」を使って塗っていきました。「溶剤」はシンナーが一般的でした。「雨」や「曇り」の日には作業は無理で、「晴れ」の日に作業をしました。
「ボール紙」を筒にして「天体望遠鏡」を作った時も使いました。仕上げに何回か重ね塗りをして、筒の強度を増大させます。市販品の天体望遠鏡はステンレスやアルマイト、ジュラルミンを使っていたと思いますが、「ニス仕上げのボール紙筒」も「軽くて丈夫」と定評がありました。私が子供の頃作った望遠鏡は径が60ミリ程の物だったと思います。60mmか65mmです。先輩は80mmでした。径が太くて重いので大変でしたが、明るくて良く見えました。ちなみに、ボール紙で綺麗な円柱型の筒を作る時、接着剤には「ご飯粒」を使いました。あの「粘り」が丁度良かったのです。
自作した望遠鏡で「月」の写生をしたり、「木星の惑星」を見たりしました。夜遅くまで空を見上げていて、首が痛くなったり、冬場に体が冷えきって親から酷く叱られた事もありました。
最近は「ニス」は余り使った覚えがありません。「スプレー式」のニスでさえ、ずっと使っていません。まだ半分ほど残っていますが、随分と薄茶の色も濃くなっています。シンナーで割らないと粘り過ぎて使えないと思います。
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購入金額
120円
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購入日
不明
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購入場所
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