総評
この価格帯を鑑みると、本来は「さすが!」と言わざるを得ないスピーカーです。
ベッドサイドやリビングなど、ある程度スピーカーとの距離を取れる位置に配置予定の方であれば、最高にオススメ出来るモノです。
ただし、パソコンデスクなど近距離でしか配置出来ない場合には、良さを引き出すに為に少し工夫も必要です。
(まぁBluetoothでも無いですからボリュームをいじったりするのに近距離で配置される方が多いと思いますが・・・)
皆様もよく言われている「主張性の強い低音」は、特定の音源だけを聴いていれば最初はおもちゃのようで聴いていて楽しいのですが、いろんなジャンルの曲を流したり、昔好きだった曲などを流しているうちに違和感しかなくなってきて、だんだんと嫌気が差してくるでしょう(笑)
そんな時は背部のバスレフポートにお好みのサイズに調整したキッチンペーパーを丸めて突っ込んでおけば(要微調整)、ユニットが持っている本来の実力を発揮して、この価格帯にしては上々な中高音域が存在感を表してくれます。
そして、ちょっと頼りないアンプに関しては、(こちらは有料になってしまいますが)お安く出ている流行りの中華プリアンプ等を挟んであげて、companion2-Ⅲのボリュームは12時あたりのところで固定、プリアンプで音量調整してあげれば音に潤いも加わってプリアンプ代金を差し引いても十分満足行くスピーカーに化けます。
この価格なので内蔵アンプの脆弱性は仕方ないかもしれませんが、バスレフポートを含めた構造設計は明らかにミスでしょうね(ミスとは言わないまでも、日本では受け入れられない方も多いでしょうね・・・)。
良かった箇所は、入力が2口あるので、PCとスマホ(又はPCとテレビ等)を同時に接続出来ます。スマホにAUXで繋いでBGMを流している最中でも、PCブラウジング中にYouTubeなど観たい動画が合った場合、そのまま再生すれば鳴ってくれます。もちろん音が混ざりますが、嫌な場合はスマホの端末側のボリュームを下げるか一時停止を押せば解決します。
もう少し(あと2千円くらい)高くてもいいから、日本人向けなバスレフ設計と、アンプの良し悪しが考えられていたら結構勝負できたスピーカーだったのになぁ・・・。
私個人的にはこのスピーカー大好きです!
※キッチンペーパー&プリアンプ込みで(笑)
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購入金額
11,500円
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購入日
2017年10月20日
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購入場所
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