[8/16再検証]
USBアダプターの充電時の電圧を測定できる「USB CURRENT & VOLTAGE METER」を購入してみたので、再検証を行いました。
この機器のおかげで、PowerIQとは、どういったものかをより分かりやすく検証することができました。PowerIQの理屈は、40Wという最大電圧内で機器を自動判別し、適切な電圧を割り振る機能です。
この理屈で言えば、たとえば2.1Aで電圧可能な機器であれば、どのポートに刺してもほぼ同じ電圧になるはずなので、実際にやってみました。2.1A充電対応機器は、「cheero Energy Plus 12000mAh」を使用しました。
各ポートの電圧
※ポート番号は上から
1ポート目:1.36A
2ポート目:1.37A
3ポート目:1.31A
4ポート目:1.36A
5ポート目:1.36A
検証の結果、全てのポートでほぼ同じ電圧が検出されました。
つまり、PowerIQは「cheero Energy Plus 12000mAh」を2.1A対応機器として認識している、ということです。
では、一番下のポートに「cheero Energy Plus 12000mAh」を差した状態で「iphone5」を1ポート目に刺して計測してみます。
「iphone5」
1ポート目:1.01A
2ポート目:1.01A
3ポート目:1.01A
4ポート目:1.01A
「cheero Energy Plus 12000mAh」
5ポート目:1.36A
別の2.1A急速充電対応アダプターにて、iphone5を再検証
電圧:1.01A
検証の結果「iphone5」は1A対応機器として認識されていることになります。
また、もう一つわかったことは、iphone5は、1A対応のデバイスであり、2A対応のアダプターを使用しても、急速充電はできないということがわかりました。
このようにPowerIQは、機器を自動的に認識し、そのデバイスに最適な電圧で充電をする機能は、まことにその通りだったということがわかりました。
ついでなので、vivotab note8の充電時の電圧も測定してみました。
[ASUS vivotab note8]
AnkerのAnker 40W 5ポートUSBアダプタを購入しました。
この製品は、PowerIQという機能を搭載しており、従来であればIpad専用2A端子にIpad差して、という感じでしたがこの機種ではどのポートに指しても機器側が自動的に刺した機種を判別し、適切な電圧で充電を行います。
5ポート全部に「Vivotab note8」「3DS」「PSP」「ihone5」「Cheero energy Plus」を同時に充電してみたところ、問題なく全ての機器が充電でき、充電時間もかなり早かったです。
どこのポートに何を差す、ということを全く考える必要がないので、差し間違えは起こらないのがこの製品の最大の特徴ですね。これは他の機種にはないアドバンテージです。
価格も2500円程度と安く、現状USB接続の充電機器としては最良の選択ではないでしょうか。
また、基本機能もツボを押さえています。
過電圧、過電流、加熱または回路のショートの発生時、シャットダウンして機器を保護する機能も搭載されており、各種機器のバッテリーのダメージを最小限に抑えることも可能です。
特にvivotab note8やiphoneなどバッテリーの交換ができない機器のバッテリー寿命を延長できる可能性があるというのは、うれしい限りです。
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購入金額
2,599円
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購入日
2014年08月01日
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購入場所
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