BUFFALO扱いのDDR2メモリ。PC2 5300対応のS.O.DIMM。1GBの2枚セット。どうってことのないごくごく普通のメモリ。メモリチップはHynixの刻印が見える。
片面はまるまる日本語の注意書きシールがはられている。普段自作向けなメモリばかり見ているとちょっと新鮮。
中古での購入なので現品は本体のみ。何故今更DDR2の1GB*2セットをわざわざ買ったのかというと、親戚のPCの延命用。私の家はデスクトップ用メモリは大量に保持しているのだけどノート用…特にDDR2のものは以前人に譲ってしまったというのもあり512MBのモジュールしか手持ちにない。
そして今回メモリ増設をするPCは既に512MB*2がささっていて空きスロット無し。最低でも1GB以上のモジュールが無いと増設にならないという事で、中古だけど2枚セットかつ国内メーカー製PCでの動作を考慮しているであろうBUFFALO扱いのメモリをチョイス。自分用のならもっと安いジャンク品でも漁るんだけどね。
今回の増設対象はVAIO Type-L(VGC-LJ51DB/B)。「ボードPC」を称する一体型PCなのだけど、内部はS.O.DIMMに2.5インチHDD、Celeron540と殆どノート。そして先述の通りメモリ容量は512MB*2の合計1GB。そしてOSはWindowsVista。
非力なノート向けシングルコアCPU、お世辞にも速くない2.5インチHDD、そして32bit版といえどVistaを動作させるには厳しい1GBのメモリ。まあ当時はよくあったスペックなのだが、改めて使うともっさりとかそういうレベルではない。
しかも長年の使用で常駐ソフトだのなんだの色々積みあがり、デスクトップ画面が出るまで1分5秒とさほどかからないものの、その後デスクトップガジェットの時計が表示されるのは電源ボタンを押してから6分。その後もCPU負荷が続き満足に操作できるようになる頃にはスクリーンセーバーが起動しているという体感速度に関しては最悪クラス。
どうも半年くらい前から特に遅くなったらしい(それまでは普通に使えていたのかキーボードにテカりが出るほど使用感がある)のでOS側にも何か問題があるのかもしれないが、とにかくこれではOSの状態を確認するのさえ一苦労。必要なデータをUSBメモリに書き出すだけで時間がかかるレベル。結局一旦本体ごと預かってどうにかするというカタチに。いやほんと、ここまで酷いのならもっと早く言ってくれれば…
そこで内部のデータを弄る前に交換の簡単なメモリから手を付けてみることになり今回のN667-1GX2が登場という訳だ。PC2-5300に関してはVAIO TypeLでは生かしきれないが、選択肢の少ない中古品なので仕方ない。
換装は背面のカバーを外し、ネジを一つ外すだけ。しかしメモリ倍増の効果はてき面。デスクトップ画面表示までの時間は58秒と大差ないが、デスクトップガジェットの時計が出るのは電源ボタンを押してから2分35秒…なんと半分以下の所要時間だ。仮想メモリとして使用されるHDDが低速&断片化しまくりというのもあっただろうが、体感速度の改善具合はかなりのもの。ソフトやデータ整理がスムーズ(というほどでもないが)に行えるようになった。やっと「マシ」になったレベルだが、この差は大きい。
つづき
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購入金額
3,180円
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購入日
2014年03月12日
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購入場所
sofmap
とっぷりんさん
2014/03/14
manya嫁さん
2014/03/14
ふっけんさん
2014/03/14
これ、本家の通販の安い構成だとVistaBasic&メモリ512MBとか今考えると、なかなかドMな構成のモデルがありましたね(^^;
下小川さん
2014/03/15
メモリ1GBでこれなのだから512MBだと想像するのも恐ろしい…しかもSP当たる前のVistaだし…。一応メモリ増設してやっと大暴れしている常駐ソフトがいくつか見つかってそれらの処理終了や停止をしたんですが、元の状態じゃあそれさえ調べるのが苦痛な程でした。
あと、予想通り続きました。