■ 王者新潟産コシヒカリを揺るがす「おいしい米」戦争の舞台裏〜攻勢かける北海道と九州|ビジネスジャーナル
「販売者」は幸南食糧株式会社です。幸南食糧といえば「おくさま印」のブランド
で精米を取り扱っていますが、この商品は特に「おくさま印」と銘打っていません。
が、同じ会社が販売している同一産地の単一原料米です。
おそらく量販店で平積み販売するためのパッケージになっているだけで
「おくさま印」袋に詰められて売られているモノと中身は同じと思われます。
さて、三重県産のお米生産事情ですが、
日本穀物検定協会によると、25年産の「米の食味ランキング」における
三重県産の頂点は「伊賀」地区産の「コシヒカリ」でランクは「特A」です。
それ以外の地域は、米の産地的には「北勢」・「中勢」・「南勢」と区分されていて、
これらは皆「A」ランクである、とのこと。
この商品の包装に「伊勢の国」と謳われています。
現在の三重県は「北勢」「伊賀」「中勢」「南勢(伊勢志摩)」「東紀州」の5つ
に区分されていますが、律令制時代の伊勢国は北勢・中勢・南勢にまたがる地域を
領土とする地方行政区分でした。
いずれの分け方にしろ、このお米は産地的には「A」ランクということになります。
大相撲の番付だと、いわゆる幕尻(まくじり)すなわち、幕内最下位(前頭十六枚目)、
プロレスだとUSWAテキサス・ヘビー級王座ぐらいのローカルチャンピオンクラスかな。
Aランクにしては辛過ぎる評価に見えるかもしれませんが、米の産地としては、
三重県は名門でもなんでもないでしょう。新潟,福井,富山や秋田などの
米どころと肩を並べている作地であるとは決して言えません。
そう、高校野球の三重県代表と重なるイメージ。
ただ、こんな権威付けはどうでもええンです。
自分が出した金額に見合った美味しさを持っていれば、それでよし。
本日昼食に炊き立てをいただいてみました。
これまで何回か買ってますけど「うん、いつもの味です」。
とびっきり美味しいというわけでもなければ、がっかりさせるわけでもなし。
払ったお金にじゅうぶん見合っています。
自分としては、ハナエチゼンのほうが好きな味かな。
とりあえず今日のところは☆3つ付けときます。
何回か炊いているうちに評価が変わるかも。
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購入金額
1,580円
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購入日
2014年03月02日
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購入場所
業務スーパー 新大阪三国店
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