LionRoar製の陽炎型エッチングパーツセットを使ってフルカスタマイズするために購入したのですが…キットは割と簡略化されている感じ。
船体に窓も一切なし、舷外電路もなし、艦尾の爆雷投下軌条もなければドアのモールドもかなりビミョーな感じ…というようにかなり手を入れる必要があったため、フジミの雪風を買い直してそちらをフルカスタマイズして作ってみました。
で、残ったアオシマの雪風をどうするか…と思って放置していたのですが、扶桑を作るついでに一緒に塗装していたら、いつの間にか完成してしまいましたwww
結局、そのまま作っても雪風がダブるので、改装前の12.7cm連装砲×3に改造して、陽炎として作ってみました。
艦橋脇のカッターを支えているボートダビットは実際には違う形状なのですが、キットに付属していなかったので違うもので代用。
本当はもっと寝ている、潰れた?マークに近い形状のものだったりします。
鎖は思ったよりもディティールがしっかりしていたので、キットのモールドをそのまま使っています。
手を入れた箇所は、
・艦橋の窓のエッチングパーツ化
・手すりおよびリノリウム押さえの追加
・マスト自作
・一部扉のエッチングパーツ化
・張り線
といったところ。
全体的に簡略化されているキットなので、あまり細かいところまでは手を入れていません。
また、スキッドビームなどの一部パーツはフジミの雪風のパーツを使用しています。
フジミのパーツ、プラスチックのインジェクション成型にもかかわらずちゃんと穴が抜けていたりと、細かいんですよね~
マストは電探が載っていないため、シンプルな形状になっています。
改装後のキットのため、改装前のマストを自作しました。
後部マストと太さをあわせるため(手抜きで前部マストだけ自作)、柱は0.5mmの真鍮線を使い、横に伸びている部分は0.3mmの真鍮線を、一番上の部分だけ0.2mmのピアノ線をハンダ付けしています。
横方向のトラス?は伸ばしランナーを使いました。
艦名を入れないと浦風と違いが分からないので、艦名を記入してみました。
文字はどうやって入れようか…と悩んだのですが、結局
1,Webから写真を取り込む
2,photoshopで印刷時に1/700サイズになるようにdpiを変更
3,Illustratorに貼り付けてパスにトレス
4,宛名ラベルに印刷
5,クラフトナイフで文字の部分を切り取り、マスク
6,白で塗装
という方法にしました。
黒い影の部分は細すぎるので入れていません。
ウェザリングは本体がかなりアッサリしていることもあって、かなり強めに入れてみました。
いつもながらのお気軽適当ウェザリングで、実質30分ちょいくらいしかかかってません。
改装後は25mm機関銃が載っているところに、12.7cm連装砲の2番砲が載っています。
あと、艦橋の後ろにある電探操作室?がありませんので、外見はスッキリしています。
窓の位置を適当に開けてしまったため、実はだいぶずれていますorz
徐々に増えてきた我が艦隊。
いやー、駆逐艦が多いですねぇ。
左上にちょこっと見えているのは、塗り終わった扶桑の副砲。
扶桑ですが、木甲板を張り終え、副砲の取り付けの手前で作業が止まっています。
アカンですなぁ…
陽炎を作り終えたので、明日から本格的に扶桑制作に着手なのであります。
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購入金額
1,050円
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購入日
2014年02月18日
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購入場所
Vossさん
2014/02/18
一般的にはこの辺で十分とされるのですが、LRを片っ端から使うとか根気負けする作業でも、完成までモチベを維持出来る辺りは流石だと思います、はい。
ちょもさん
2014/02/19
フジミの雪風作った後だと、だいぶ簡素化されてる感じがしますが、たぶんLRのエッチングパーツに毒されてる気がしますw
あれくらい作り込むのも楽しいのですが、如何せん集中力が。
しかし、アオシマ…というより、Xパーツのボートダビットの造形、あれもうちょいどうにかならんですかねぇ。
結構目立つパーツなだけに、ちぃと違和感が。
古いパーツそうだし、仕方ないかなぁ。