final audio design のイヤホンはいくつか所有、そしてキットでも作成していますが、

2013年12月 Just My Shop 専売という形で BAユニットを搭載した初の市販キット が発表、予約開始されたので、少々考えたうえで予約しました。

到着したあと時間を見繕ってどうにか完成までこぎつけましたので、登録します。

1. 商品構成

黒い箱に帯封で商品名が記載されています。

正式名称は final audio design イヤホン組立キット バランスドアーマチュア型ドライバー搭載モデルといいます。

開封してみましょう。

• ケーブル＋ブッシュ＋ドライバー
• 音導管
• 筐体
• ステンレスリング
• メッシュフィルター
• シールスポンジ
• イヤーパッド S/M/L x2
• 接着剤
• 竹串
• ピンセット
• スポンジ6種 x2
• 組立マニュアル

これ以外に工具は特に必要ありません。

2. 組立

まず、ユニットをみてみましょう。ブッシュは柔らかい素材でできていて、平たいケーブルをブッシュに通した後、抜けないように結び玉をつくって、ドライバーと結線済みの形で提供されます。

まず、ブッシュにBAドライバーを装着し、瞬間接着剤を竹串にとり、結び玉に流し込み5分乾燥、その後、ブッシュとBAユニットを接着して、10分乾燥させます。

出来上がりはこんな感じです。

次にステンレスリングをブッシュに挿入します。

次の工程は

• ＢＡドライバーの前部とブッシュの隙間を接着材で埋める
• メッシュフィルターを音導管に装着（接着）
• 筐体内にシールスポンジを装着（接着）
• スポンジを音導管に挿入し、音導管を筐体に組み込む
• ブッシュを筐体に挿入します（接着）

挿入するとこんな感じになります。この状態で24時間乾燥させます。

イヤーパッドを装着します

3. 完成

チューニング要素として、イヤーパッドと音導管に装着するスポンジの質があります。

密度が異なる6種のスポンジで最初に入れる密度の高いスポンジは高音域のピークがさがり、PCの吸気口についているようなすかすかのスポンジでは上がります。

聴感上は、高音域のピークが低いほど、低音が出ているように感じるとのことですが、今使っている密度が高く、短いスポンジでは低音が出ている感じがしますね。