社会人になって自分で稼げるようになった喜びから、ついリッチさの象徴のようなゴールドの腕時計に手を出してしまいました^_^;
20代半ばということでゴールドが似合うはずもなく、そのままだと時計ばかりがやけに目立ってしまう(変なオッチャンに目を付けられる)ので黒の革バンドに交換して使用していました。
この腕時計は8針式のアナログクォーツ腕時計です。セイコーの「ビジネスタイミング」シリーズで世界時計機能を組み込んだ海外で活躍するビジネスマン向けのモデルです。(全く活躍していませんが…orz)
当時は色違いの機種がズラリと並べて売られていたので、逆輸入モデルとしては結構人気があるシリーズだったと思います。その中でも最も高かったのがこの全ゴールド(もちろんメッキ)仕様で、他のカラーのものよりも10Kくらいは高かったと思います。
当初は白文字盤に黒いミニダイアルを備えたパンダモデルを買おうと思っていましたが、ゴールドモデルを見て一目惚れしてしまい、持ち合わせが不足していたため翌日出直して現金購入した記憶があります。(カードが使えない店だった)
時計としては、4つのステッピングモーター(メイン、一般時刻、世界時刻、アラーム用)を搭載し、それらをICで制御するというをハイテク仕様となっています。お陰で正解の時刻などを俊敏に切り替えたり、アラームを使い分けたりすることができます。
短針と長針が通常の時分を表し、9時位置のミニダイアルに秒針がセットされています。そして、12時位置のミニダイアルは世界の時刻を表示します。2時位置と10時位置にあるプッシュボタンを押すと細いセンター針が回転してベゼルに刻まれた都市名を指し、瞬時にミニダイアルの針がクルクルっと回ってその都市の時刻を表示します。
そして6時位置ののミニダイアルはアラーム用ですが、すっかり使い方を忘れてしまいましたが、確かアラームを使わない時は第三の時刻表示にも使えたような気がします。アラームを使用する時は確か4時位置のリューズを1段引きすると音になったのではないかと思います…うろ覚え^_^;
この時計のアラーム音は非常に奇麗な音色を奏でます。電子音であることには違いありませんが、よくある「ピピッピピッ」という音ではなく、チャイムのような「リーンリーン」あるいは「ピーンピーン」といった感じの上品で心地よいな音です。
その他、デイト表示もありますが曜日の表示はありません。
そう言えば後から気付いたのですが、文字盤のインデックス部分の夜光塗料にトリチウムが使われていました。何時間経っても光り続けている事に驚いた(知らなかったので)記憶があります。残念ながら今はもう寿命が尽きてしまったようで、自ら光る事はありません。。。
結構長いこと使ってきましたが、金メッキが剥げることもなく今もキンキラキンに輝いています。(実は薄くなった部分もあります...)
革バンドがダメになったのでオリジナルの7連メタルバンドを装着していますが、今の私の腕にはちょっとキツいです。外したコマが行方不明なためサイズ変更もできない状態です。
また、この文章を書いている今は電池切れで止まっており、電池交換待ちの状態なので、次に使う時は電池交換と新しい革バンドか代わりのコマを調達する必要があります。。。
■製品仕様
□サイズ(mm):横幅42.2、ガラス幅29.5、厚さ8.8
□ムーブメント:クォーツ式 cal.5T52B
□表示機能:主時計(時・分・秒)
世界時計(時・分)
アラーム時計(時・分)
日付(数字)
□時間精度:月差±15秒
□付加機能:アラーム(チャイム)
□使用電池:SR927W
□電池寿命:約2年
見ての通りのゴールドですが、温かみのあるクセのない形が気に入っているので、早く復活させたいところです。。。
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購入金額
40,000円
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購入日
1990年頃
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購入場所
忘れました。
たっつぁんさん
2014/02/04
7T52欲しいなぁ… 7Tシリーズでは一番の複雑機構クオーツですね。
操作も他の7Tより複雑という話ですが、どうなんでしょう…?
うわ、物欲を刺激されます…!!!
izappyさん
2014/02/04
残念ながら7Tではなく、もっと旧式の5Tなのでした…
とは言うものの5Tシリーズの中では、1番複雑な機構だとは思いますので、置き換えて考えてみますと、そうですねぇ、機構はそれなりに複雑なのでしょうけど、さほど複雑さを感じさせない使い勝手に仕上げられていると思います。
パッチコさん
2014/02/04
今はトリチウムのインデックスは貴重ですね。
原発報道の関係でトリチウムのイメージは悪くなりましたが、
トリチウムのβ線は、人間の肌を通過できないそうなので、問題ありません。
半減期は12年だそうです。
私も派手なのアップしようっと。
izappyさん
2014/02/04
ルミノックスのようにトリチウムがチューブに入ったものはありますけど、直に盛られたトリチウムのインデックスは今となっては貴重ですよね。チューブモノにしてももっと出回ってくれると嬉しいのですがねぇ…
パッチコさんの派手なアイテム、楽しみにしています!!
パッチコさん
2014/02/06
この前テレビでやってましたが、企業努力でより高性能な夜光性物質が出来たとか。
放射性物質って、意外に身近にあるんですよね。車のキセノンバルブとかも元は放射性元素です。
海外製品とか探すともしかするとまだトリチウムのインデックス作っているかもしれませんね。
izappyさん
2014/02/07
今の主流は根本特殊化学のN夜光(ルミノーバ)みたいですね。
以前仕事でサンプルを入手しましたが、確かに持続性は向上しているものの、所詮は蓄光なので明るいのは数分感だけですね。。。
やはり自発光系の光りモノに惹かれますねぇ^_^;