レビューメディア「ジグソー」

装いも新たに新世代のプリキュア登場。蒐集(集金)システムも一新!


1.はじめに
ハピネスチャージプリキュアの変身玩具。
今年は初っ端から変身と攻撃が別玩具として発売という強気姿勢。
まずは手始めに変身玩具から購入です。

2.基本的な機能
本体表裏
本体表裏

蓋オープン
蓋オープン

今年はコンパクトミラーなデザイン。
蓋を開けるとミラーになります。
ボタン類
ボタン類

ボタンは下部に集中。
左右の押しボタンの中央に、回転式のボタン。
この回転ボタンはミラーボールというみたままの名前。
左右のボタンはゲームモードで使うようで、変身の際にはあまり意味なし。
押せば効果音はなりますが。

変身の流れは次のようになる。
 ①電源を入れる
  ※一定時間使わないとスリープモードに移行。
   この場合はミラーボールを回せばスリープ解除。
 ②ミラーボールを回す
 ③カードトレイを入れる
 ④ミラーボールを回すor一定時間経過
 ⑤変身音声再生
入れるカードに対応した変身音声が流れる仕組み。
取り外し式のカードトレイ
取り外し式のカードトレイ

上からカードトレイを取り出してカードを入れる。
カードは3枚。
キャラカード/トップスカード/ボトムスカード の3種類を組み合わせて投入する。
すべてクリアカードになっていて、重ねるとキャラが着替える仕組み。
キャラカード
キャラカード

キャラカードを横のスリットに挿入。
トップス&ボトムス
トップス&ボトムス

トップスとボトムスは重ねて前面の爪に引っかけて入れる。
3枚セット
3枚セット

3枚重なるとキャラが着替えた姿に。
この状態のカードをミラーボールを回した後のカード読み取り受付時間に差し込む。

後はもう一度ミラーボールか時間経過で変身音声が流れる。
晴れて変身
晴れて変身

音声に合わせてLEDの色が変わってハピネスチャージ。

3.突っ込んだ仕様
それでは毎年のお楽しみ、変身システムの解析をしていく。
ハーフミラー、はいうまでも無い仕様。
透過用のLEDは三灯が縦に並ぶ。
LEDボックスはキャラサイズほどのハート型となっており、
面発光に近づける努力をしている。
下部LEDはフルカラーLEDで上方向へ照らし、色替えを担う。
上二灯は白色LEDで全体の明るさ確保。
ここら辺の機構は過去の変身玩具とあまり変わらない。

特長的なのはやはり新機軸のカードシステム。
過去2作品はデコル、ラビーズというチャームについてるピンで
音声を切り替えていた。



このチャームを集めさせることで継続的な集金を行うシステムだった。
当初は目新しさがあったものの、
音声がちょっと変わるくらいなので後半はダレてきたよう・・・

2年使ったこの集金システムから刷新、今年は直球勝負のカード蒐集システムとなった。
それではカード(プリカードと呼ぶらしい)を見てみよう。
キャラ/トップス/ボトムス
キャラ/トップス/ボトムス

カードの形を見てみると、キャラと洋服2種が仕様が異なることに気付く。
キャラカード下部
キャラカード下部

キャラカード下部には物理的な切り欠きがある。
これがキャラ毎に分かれており、本体のスイッチと直接接触し識別している。
カードトレイ背面から
カードトレイ背面から

本体のスイッチは4本あることから、15種類(2^4-1)のキャラ対応が可能と考えられる。

トップス&ボトムスはバーコード式。
と言ってもキャラカードにもある上部のバーコードでは無く、
右側のそれが本機で使用するもの。
トップス&ボトムス バーコード
トップス&ボトムス バーコード

トップスはカード右下、ボトムスはカード右上、それぞれ2列のバーコードになっている。

本体側がこのコードを読み取るタイミングは、カードトレイ挿入時。
裏から除くと経路途中にリーダーらしき部分があり、
ここをスライドする際に読み取っているようだ。
基盤とセンサー部
基盤とセンサー部

挿入スピードで読み取り誤差が出るか?と思いスピードを振って実験。
差し込みスピードをコンマ数秒から5秒程度まで振ってみたが問題なく読める。
精度は結構高い。
ただし、抜き差しの途中で上下、停止等するとエラーを吐くので再度入れ直しとなる。

※ここからは手持ち各種3枚のカードからの推測※
左の列のバーコードがおそらくリーダーコード(?)、右側の列がデータコード。
(リーダーコードという表現があってるかは不明)
左列は手持ちのカードすべてが6個の等間隔コードになっており、
このコードを読みながら、右列のデータコードの有無判定をしていると思われる。
前述のキャラカードの判定と照合して、
プリキュアの衣装とキャラが合致する場合は、そのキャラの変身音声を、
合致しない場合は別音声を流す。
今回は4人らしいので、最低でも4種類は変身があるはず。
ちなみに、同一キャラで変身前後は切り欠き位置は変わらず。
コスチュームチェンジが主軸になりそうな今季であり、
尚且つシリーズ10周年ということで従来のキャラコスもでるらしい。
キャラ自体を全部引っ張ってくるにはスイッチ数足りないので、
追加キャラ?パワーアップ等がありそう。
検証用にダミーコード作ればいいんですが・・・面倒なので割愛!

さて、今回のプリカード、上部を見るともう一つの所謂バーコードが記載されている。

このコードどこかでみたなーと思うとやっぱりというかデータカードダスそのまま。
データカードダスでもプリカード
データカードダスでもプリカード

付属カードと一緒に入っていたチラシにもデータカードダスの宣伝が。
前の弾までは普通の紙カードだったところを、
透明カード+シールという強引ともいえる方法で再利用。
これカード排出時にシールめくれないか?とか、
シールはがしちゃうとカード価値下がるんじゃ?とか心配事がちらほら。
稼働したら様子をみてみたい。

4.ちょっと気になるところ
子供用の玩具であることを考えると、
ユーザビリティに若干難があるように思える。
気になるのがカードまわり。
キャラカードとトップス&ボトムスカードともに薄く、耐久性が心配。
特にキャラカードは下に切り欠きがあるためちょっとしたことで曲げてしまいそう。
トップス&ボトムスカードの問題はカードトレイにある。
上下と奥の爪に引っ掛けて入れるのだが、これが入れにくい。
上下の爪
上下の爪

爪に誘いが全くなく、気をつけて挿入しないと曲げてしまいそう。
子供がガシガシ入れ替えて遊ぶことを考えれば、
ユーザビリティの配慮が不足しているように思う。

おそらく来年も同様のシステムでくると思うが、
こういった使い勝手まわりが改善されると期待したい。

5.おわりに
2年続いたチャーム方式から刷新したデータカードダス連動システム。
バーコードリーダーやハーフミラー等、過去の技術の組み合わせの感はぬぐえないものの、
子供向けとしては依然高い水準でまとまった玩具と言えよう。
ただ、ここ最近の攻撃玩具乱発や「プリカードをいっぱい集めよう!」などと
集金システムに傾倒しすぎており、消費者側としては食傷気味。
もう少しお財布に優しい展開じゃないと、子供より親が離れていきますよ・・・
  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    2014年02月02日

  • 購入場所

29人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (5)

  • manya嫁さん

    2014/02/04

    男児向け集金システムに近づいたのかねぇ。
    ライダーとか大人も大変そうだもの。
  • いぐなっちさん

    2014/02/04

    おっきいお友達向けに、ボディはアルミ削りだし、鏡はクリスタルガラス、ミラーボールは真珠、カードはゴリラガラス etc...なセレブ仕様出ないかしら。
  • ふじしろ♪さん

    2014/02/04

    今年は特に「キャラがかわいくない~」と幼稚園内でも人気は微妙そうです。
    はまらない&買わない(&見ない…)で終わりそうな感じ。
    親としては助かりますw
    これから面白くなるのかな~
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