今回はFPSゲームを念頭に開発された『ゲーミングディスプレイ』
”XL2411T”の詳細レビューを行いたいと思います。

当ディスプレイは垂直リフレッシュレート144Hzに対応した

24インチのディスプレイです。

ゲーム用に開発された機能が数多く組み込まれていて、機能の性能はどれくらいか!?

また、ゲーム以外での使用に関しての使いやすさ等を検証していきます。

☆機能特徴☆

・垂直リフレッシュレート144Hz
・フリッカーフリーバックライト
・FPSモード(初期設定)
・Black eQualizer機能
・AMA応答速度1ｍｓ(Gray to Gray)
・本体画像

”垂直リフレッシュレート144Hz”

リフレッシュ レートとは「1秒間に何回画面が書き換わるか！」
ですので、数字が多ければ多いほど画面が滑らかに動きます。

最近のディスプレイは平均60Hzなので当ディスプレイは倍以上の滑らかさをほこっています！！
ただしディスプレイが対応していても、グラフィックカードとケーブル(DVIデュアルリンク)が対応していないと144Hzを出すことが出来ません。

しかし対応できる環境をそろえればFPSゲームがヌルヌル動くようになり
60Hzディスプレイよりも確実にプレイしやすくなります。

"フリッカーフリーバックライト"

フリッカーとは液晶ディスプレイのバックライトの点滅のことで
LED方式のディスプレイは明るさの調節をLEDのON/OFFを繰り返すことで

調節している。
そのため画面がチカチカと点滅する。

例えば部屋のライトをON/OFF繰り返すと目が疲れるし
肩こりや人によっては頭痛につながったりもする。

フリッカーフリーバックライトとは、画面の明るさをバックライトのON/OFFで
調整するのではなく電気の流れを調節することにより明るさを調節するため

画面の点滅が起こらず長時間の作業でも疲れにくいバックライトになっている。

”FPSモード”

FPSモードとは元々画面設定に含まれている画質の設定項目のひとつです。
XL2411Tは標準・動画・写真・sRGB・エコ・FPS1.2・RTS・

ゲーマー1.2.3と選択可能です。
FPSモード1はCounter-Strike 1.6でFPSモード2はCounter-Strike Source用に画質調整されています。どちらも画面がかなり明るい設定になっているので、FPSゲーマーなら自分の最高設定を見つけ出してゲーマー1.2.3に設定を保存しておくことが可能です。

”Black eQualizer機能”

Black eQualizer機能とは、単純に言ってしまえば明るさの関係で見にくい場所を見やすくする機能です。
この機能ゲーム用途が高い機能です。
物陰にあるものは通常だと真っ暗で見にくいのですが
Black eQualizerを使用することで暗い部分の明るさ調整・輪郭を明瞭にし隠れた人や物を
探しやすくする機能です。

”AMA応答速度1ｍｓ(Gray to Gray)”

応答速度とは簡単に言うと
画面の粒の色が一個一個変わるまでの時間事で
このスピードが速ければ速いほど画面の残像が少なくなる。
XL2411TはGray to Grayの速度が1ｍｓと最速をほこる！
Gray to Grayとは中間階調か別の中間階調まで切り替わる速度の事で、
一番幅のある黒白黒では5msと十分なスピードを持っている。

XL2411TではBenQ独自の高速応答テクノロジーである
AMA(Advanced Motion Accelerator)を搭載しているため
中間階調域では1ms（黒白黒では5ms）の高速応答を実現している。

 ”本体画像”

外箱ですがかなり大きく分厚い作りとなっています。

ディスプレイのマウントプレートです。
四角い作りと簡易的な物置にしようできるくぼみがあります
私は丸い作りが好きではないのでgoodな部分です。

ぜひ日本語の注意書きを読んでください
「さすがはゲーミングディスプレイだ！！」と思わせてくれる
注意書きとなっています。

設置するとこんな感じです。
横の小さいディスプレイは19インチディスプレイです。

”総評”

ゲーミングディスプレイではありますが
どんな用途にも使用できるオールマイティーなディスプレイだと私は思います。
『ゲームもしたいし動画も見たい！
   仕事で使う事もあるので長時間見ていても疲れにくい物が良い』
そんな商品を探している方には是非オススメしたいディスプレイです。