PC向けの72P SIMMとしては恐らく最大容量製品の一つであったと思われるのが、このVERTEX MEMORY製の128MB EDO ECC SIMMでした。国内の大手周辺機器メーカーでは、最後まで1枚64MBのSIMMを最大容量としているところばかりだったということから、このSIMMの容量がいかに大容量というべきものなのかご理解いただけるでしょうか。
私も1枚128MBというSIMMは2枚使っていますが、これはECCやパリティを備えていないもので、システムブート時にソフト的に認識させてやらなければ使えないものでした。PC-9800系のSIMM採用モデルでは、パリティ（またはECC）を備えたメモリーモジュールでなければ使えないものが多数であり、特に私が今でも使うことがあるSocket 8 / Slot 1の本体ではこれが必須事項となっていたのです。
このモジュールはPC用のSIMMとしてはかなりの後発でしたが、同じ容量の168P SDRAMモジュールの数倍という高価な製品であり、私は最後まで買うことが出来ませんでした。今回入手したのは、PC-9800系を処分されるという方から譲っていただいたことによるものです。
元来大容量のSIMMを想定していないPC-9800系の本体でも使えるよう、バッファーを実装するなど安定度に気を遣った製品ではあるのですが、それでも相性と呼ばれる不安定要素が多発していたようです。
近日中に元メインPCのPC-9821Rv20/N20のメンテナンスを行う予定にしていますので、その時に装着してみようと思います。
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購入金額
0円
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購入日
2014年01月14日
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購入場所
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