ずっと気になっていた強化ガラス製の液晶保護フィルムを試してみた。
強化ガラス製の保護フィルムは以前より発売されていたが、3000円以上するものがほとんどで、良さそうなことはわかっていても、なかなか手の出ないものだった。
ところが、最近では1000円前後の製品が目に付くようになってきた。
安価な製品は中国製のものが多く、Amazonのレビューを見ても、品質に疑問のあるものもあるようなので、注意が必要だ。
本品は、Anker社製のもの。
パッケージは、とてもしっかりしたものだ。
ガラス製なので、破損を防ぐ意味でもシッカリとしたパッケージは心強い。
封印シールが貼られているのは、Anker社共通の仕様か・・・
封印を解いて開くと、中に付属品とともに入っている。
内容物は、ガラス製液晶保護フィルム以外に、貼付け面清掃用のアルコールペーパータオルとマイクロファイバークロス、気泡除去用カード、ホコリ除去用シールホーム、ボタンシール(ブラック/ホワイト)、取り扱い説明書と、なかなかに豪華な内容。
特に、ホコリ除去用の付属品が充実している気がする。
ガラスフィルム自体は、厚さ0.38mmあり、一般的な保護フィルムよりも厚い。
早速貼ってみた。
貼るにあたって、貼付け面のフィルムを剥がすのだが、貼り付きが強く、剥がすのにちょっと苦労したが、何とか貼ることができた。
貼り付けは、ホームボタンの位置を目安に、左右位置を均等になるように慎重に合わせたら、端から静かに乗せると、気泡も残らずに空気が抜けていく。
ガラスの平面性と平滑性が良いためなのだろう・・・
予め液晶面のホコリを取り除いたつもりだったが、貼ってみると幾つか混入が見られた。
このホコリを取り除くのがちょっと苦労した。
通常のフィルムであれば、セロテープを端に貼って持ち上げ、混入したホコリを別のテープを使って取り除くことができるのだが、ガラスなので、セロテープを貼って持ち上げた程度では全く浮いてこない。
液晶面とガラスの境に、爪を掛けて何とか持ち上げることができたが、接着が強い上にガラスはタワミが少ない。
周囲に近いところは、テープを差し込めばなんとかとれるが、中心部に近いところに混入したホコリを取り除くために、ガラスを全て剥がす必要があった。
それでも、苦労した甲斐あって、全てのホコリを取り除くことができた。
ガラスフィルムは、周囲がラウンド加工されており、0.38mmの暑さも気にはならない。
ただ、ホームボタンは押しづらくなってしまう。
付属のホームボタンシールを貼ったが、中央のマークがズレていて残念・・・
肝心のガラスフィルムはというと・・・
以前iPhone4を使っていた時は、フィルムを貼らずにいた。
素のガラスの方が、画面が綺麗に見える。
その上、ガラスへの汚れの付着も殆ど無いし、汚れても身近なタオルなどで簡単に取れるのだ。
ただ、iPhone5への機種変直前にガラスに傷付けてしまい、そのショックからiPhone5ではフィルムを貼って使ってきた。
しかし、今回のガラスフィルムによって、素のガラスの感触が帰ってきた。
改めて見るRetinaディスプレイの美しさ・・・
ガラス表面を滑らかに滑る指の感触・・・
この感覚は、どんなに頑張っても、フィルムタイプでは決して得ることはできないね・・・
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購入金額
0円
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購入日
2013年12月05日
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購入場所
Anker Power User プログラム
みっちゃんさん
2013/12/08
私には、貼るのが難しそうで、慣れが必要かもしれませんね。
ねおさん
2013/12/08
Youtubeにもナイフやドリルでも傷付かないって映像がアップされていますが、流石にそこまで試す気にはなりません。
残ってしまったホコりも、微細なものであれば目立ちませんが、混入したホコリによっては、周囲が浮いてしまうため、小さな気泡状に残ってしまいます。
ガラス自体が固くて平面性が高いため、通常のフィルムのような浮きによる気泡混入は発生しません。
わたしも、ひとつだけ直径0.5mm程度のものが残ってしまったため、除去するついでに、目立たないものも含め、徹底的にホコリの混入を取り除いたため、少し苦労しました。
フィルムを貼る前にシッカリとホコリを取り除いておけば、こんなに苦労しなかったと思います。
ただ、こだわると難易度は高いですね。
でも、その苦労は、綺麗な画面となって帰ってきます(^^