製図(手描き)用の文鎮としては、主に丸い今川焼のような形をしたタイプと魚型と呼ばれる本品のようなタイプのものがあります。
私が愛用しているものは実は製造メーカーが不明なのですが、内田製図機のものが最も近い形だったのでこちらを登録しました。
重たい合金(鉛系?)製で全体がセーム革で包まれています。
このセーム革の感触がしっとりして何とも言えないのですが、これのお陰で周りに傷をつけることもなく、置いた時の音も軽減されています。
革は手縫いなので仕上がりは一つひとつ違います。昔はこの革を奇麗に縫う職人さんが居たらしいのですが、最近は上手く縫える人がいなくなった、という話を20年くらい前に業者さんから聞いた記憶があります。
本製品は約1kgで、私の場合はペアで使っています。
先端に真ちゅうを90度曲げたものが付属しています。これは指の代わりに定規などをスポット的に押さえたりする時に役立つもので、特に自由曲線定規等でカーブを固定する時など手が足りない時にこの突起部を利用すると便利で重宝します。(まぁ、無くても何とかなりますがw)
昔は製図やデザイン用途に使用していましたが、現在は書類が風で飛ぶのを押さえたり、工作時にものを仮固定したりするために使用しています。
まぁ、今となっては手描きで図面や絵を描く事も殆どありませんので、使用頻度が下がる一方です。。。
今回は掲載写真をあえてセピア調に加工しています。
何故、こんなことをしたかと言うと、模型を塗装する際に塗装ブースの下敷きが風で飛ばないように押さえるために本品を使用したのですが、模型との距離が近過ぎたようで、その時の塗料が付着してしまったからです。。。
こんなことなら袋に入れたり、何かで包むなりして、きちんとマスキングしておけばよかった…orz
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購入金額
0円
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購入日
不明
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購入場所
大村画荘
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