オーバーヘッドスキャナーScanSnap SV600

のレビューで「その機種ならではの使い方」として立体をスキャンしようと思い立ったが、さて、なにをスキャンしようかと。

厚さは比較的薄くないといけないし、バック（背景）の背景マットとのコントラストを考えると白系のものがいいだろう。

どうせならレビュー待ち製品（ネタストック）から探すかとしばしガサゴソ．．．あった！
腹黒いcybecatには珍しくピュアな白系のアイテム。

これは昨年末プレミアムレビュー関係で参加させていただいた「Philips 記者発表会」

で記者たちに配られたノベルティ（のうちのひとつ）。ZIGSOWから参加したわれらシロウトライターズ

にも平等に配られた。

140kgの重さに耐えることができるタフな設計のイヤホンらしい←未検証ｗ。渡されたときには袋に入っていて中身を確かめることは出来なかったので、どす黒い色が好きなcybercatも色は選べなかった。ただ、黒いボディにゴールドのリングが光るシックなブラックはハウジング部分の造形がわかりづらいが、ホワイトは一番外のゴム系の外装がホワイト、リングがシルバー、透けて見えるようにデザインされたハウジングカバーがグレーと表情が豊かで、スポーティ。ハウジングを部分的に覆うカバーの造形も生物的で流れがあるデザインで、若々しくてスタイリッシュ。

この表情あるデザインはスポーツアパレルメーカーの「O'Neill（オニール）」とのコラボレーションで生まれた。ウエットスーツの生みの親であるオニールは今でも特にサーファーやボーダーから強い信頼が寄せられるアクティヴ系アパレル。マリンスポーツで培った流れるデザインと、スポーツシーンで要求されるタフさを兼ね備えている（と言ってもこのイヤホンは防水仕様ではないがｗ←防水仕様のイヤホンってないかも）。

「TREAD」とペットネームがつけられたこのイヤホン（Philipsではインイヤーヘッドホンと称する）は、タフさを印象付けるために、その名の通り靴で踏まれたようなデザインのケースに入っている。

表側は、イヤホンが埋め込まれているトレーまで靴跡がついているｗ

「踏まれた感？」はパッケージ裏の方がわかりやすい。

イヤホンは同じ金属ボディながら、外装が金属むき出しでカバーされていないSHE9000

に比べるとやや大きいが、大きすぎてひとを選ぶほどではない（というかSHE9000がむしろ小さめ）。構造としては左右分岐部に再生・選曲ボタンとボリュームスライダーを備えたリモコンがあり、分岐を15cmほど登ったところ（顔に近い側）にマイクが仕込まれる。

コントローラー（リモコン）部とマイク部

この構造は白地に文字の刻印だけで左右がわかりづらいこのイヤホンの左右を把握するのにも役立つ一方、ケーブルの途中にふくらみがあるので、SHE9000で採用された絡み防止のスライダーは装備できないことになる。

そのケーブルだが、分岐まではファブリックケーブルでべたつかず、絡まりづらい素材。一方分岐からイヤーハウジング側はラバーコーティングケーブルとなる。こちらはファブリックコートに比べると絡まりやすいが、SHE9000ほど細くないので結べてしまう、というほどのモノではない。その分太くて目立つのだが、そのカジュアルさはアウトドア系のブランド「オニール」と相反するものではない。

アルミのドライバー取り付け部とブラスのハウジングを持つ構造。

肝心の音はアルミのドライバー固定部とブラスのハウジングからなる金属ボディが制動をきっちりと担っているのか、芯のある良い音だ。「Deep Bass」と低音がウリ！と明白なSHE9000に比べると絶対量は少なくやや腰高だが、打ち込みで低域増強気味のポップスでも破綻がない十分な低音の腰。高域は超高域に澄み渡る．．というほどワイドレンジではないが、女声ヴォーカルの艶も悪くない。なによりこのクラス（実売4000円前後）として特筆すべきは音場の広さ。左右の端が広い！

マイクと通話ボタンがあってすぐ電話が取れること、厚いジャケットをつけていても差し込める細いプラグ部、いざと言うときはチャチャッとまとめてポケットに入れても気にならない丈夫なボディと絡まりづらいケーブルでiPhone 5

で音楽聴くとき（主にyoutube視聴）はこっち使ってマス。

厚いアルミジャケットをつけていても問題なく刺さる。

【仕様】
再生周波数帯域：6-23,500Hz
インピーダンス：16Ω
感度：105dB
スピーカー径：8.6mm
最大入力：50mW
接続端子：3.5mm ステレオ（コネクタ金メッキ仕上げ）
本体質量：23g

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