実はこのカードリーダー、古いPC雑誌で広告を見て以来ずっと現品が欲しかったアイテムの一つ。
秋葉原でジャンク品を発見し、古いカードリーダーとしては高い980円だったが即購入。
ご覧のとおり6in1カードリーダーにUSB2.0ポートが1つと旧型カードリーダーの定番構成。さすがにSDHCには非対応。
接続はUSB2ポート分のピンヘッダだが、3+1pinのバラになっているあたりも時代を感じる。ケーブルにカードリーダーとフロントヘッダの表記がしてあるのが親切。
で、筐体下部に意味深なスペースがとられおり、この部分を押すと…
なんと引き出しが!!配置的にはFDD一体型カードリーダーのFDD部分が引き出しになっているような感覚だが、USBポートを備えている分カードリーダー部のスペースが大きい。
3.5インチベイ、それもカードリーダーで半分以上のスペースをとっているので後々登場して定番化してしまった5インチベイタイプ引き出し(AINEX BB-01シリーズなど)と比べると微々たる容積だが、ベイに小物入れを付けるという発想では先鞭をつけている。
小さいとはいえ、メモリーカード類を収納するのには十分。そもそも大した量が入らないので「アレ、SDカード下にもぐっちゃったかな?」と探すハメになることもないのも意外なメリットか。
しかしメモリーカードはUSBメモリとかもあわせて保管することが多いので、メモリーカードしか入らないのはやはり厳しかった。また、経年劣化のせいもあるかもしれないが、開閉の滑りもあまりよくない(まあこれは5インチベイ小物入れにも言える事なのだが)。
発想としては面白く、後々5インチベイ小物入れが定番化した事を考えれば、同じようになれる素質を持っていたのかもしれない。しかしSDHC等の登場でカードリーダーが旧式化しても、後継製品が出なかったところを見ると、3.5インチベイというサイズは小物入れには小さすぎたか。
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購入金額
980円
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購入日
2013年06月15日
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購入場所
アールガーデン
Manyaさん
2013/06/23
もう一歩工夫があればスマッシュヒットしてたかもしれませんね。
下小川さん
2013/06/23
今は3.5インチオープンベイ自体が少ないので、いっそこれをスケールアップした「5インチベイ用小物入れ&カードリーダー」なんてあったら面白そうなんですけどね~
ちょもさん
2013/06/23
Micro/Mini SDなどのアダプタを入れておくのには便利かも。
下小川さん
2013/06/23
同じジャンクでも別色だったらよりうれしかったのですがw
アダプタ類は気づくとなくなっているのでいいですねー。特にMiniSDは今更入手するの難しいけど、以前使っていたケータイがMiniSDだったせいで2枚ほど残っているので失くさないかビクビクですw
Schrödingers Katzeさん
2013/06/23
MOも、ZIPも、定番FDDまで。
確かに厚みのないものだと、5インチの小物入れじゃ、ちょっと大きすぎますし、MicroSDとか、小さくてうっかり落としたらなくすレベルですしね。
カードリーダーも内蔵してあるとそれなりに便利なんだけどなぁ。
(意外と、ずらっと並ぶドライブレターが好きなのは秘密です。)
結局SDHCとか、あのあたりは、制御の問題なので、ファームウェアのアップデートで対応できたらいいんですけどねぇ。
下小川さん
2013/06/24
以前はそのケースの3.5インチベイにMOとFDDが並んでいて、その上にカードリーダーと光学ドライブ、そして内蔵HDDを複数台搭載していた時はドライブレターが大変な事になっていました。
途中でリンクした同じOwltech扱いのFA404MXはSDHC非対応→配布されているファームウェアアップデートでSDHC対応に変化する(但し一部リビジョン)ようになっているんですが、このFA405Tは更にそれより古い製品なので、SDHC対応ファームは無いようです。
やはりMicroSDカード入れとして使うしか!