PT3の環境を分離したかったので、PCIパススルーを利用する前提で構築することにしました。
PCIパススルーを利用するにはIntelならVT-d、AMDならIOMMUに対応している必要があります。
今回利用するのはIOMMUに対応したAMDマザーボードです。
普通は無償版のライセンス(VMware vSphere Hypervisor 5)で十分だと思われます。
ただ…物理メモリ制限などがありまして、最大32GBまでしか搭載出来ません。
32GBを超えてメモリを積むと警告が出て仮想サーバーが起動しないようです。
コンソール操作は可能です。
うちの環境は64GBだったりするので、物理メモリを削ぎ落として32GBにするか
有償版ライセンスを購入するか凄く迷いました。
結局、「VMware vSphere Essentials Kit for 3 hosts (Max 2 processors per host) + Subscription for 1 year」という有償版ライセンスを購入することにしました。
マシン3台(6CPU分)というライセンスで$560だったのですが、
正直マシン1台という販売形式も用意して欲しかったです。
そしたら1/3程度の価格なのに(´Д`)
PCIパススルーに関して補足。
赤く囲った部分はPCI-Eとして認識されたデバイスです。
実際はPT2とVGAなのですが、うちの環境ではこのデバイスをパススルーとして仮想環境で利用すると
サーバーそのものがフリーズしてしまう事態に陥りました。
もしかしたら複数デバイスが紐付いていると使用出来ないのかもしれません。
パッチの適用
検索すればそこそこパッチの適用方法があるけれど自分用のメモとして残しておきます。
VMwareのパッチサイトから定期的にパッチが公開されているのでダウンロードします。
vSphere Clientを使用し、サマリのリソース欄にあるストレージを右クリックし「データストアの参照」を選択します。
上にあるボタンをクリックします。
ダウンロードしたパッチを選択し、アップロードします。
SSHサービスを起動させます。
あとはSSHクライアントから接続し、以下のコマンドを実行する。
メンテナンスモードへ変更する。
# esxcli system maintenanceMode set -e true
パッチを適用する。(ボリューム名は各環境で置き換える、ここではstorageとしている。)
# esxcli software profile update -d /vmfs/volumes/storage/update-from-esxi5.1-5.1_update01.zip
再起動を行う。
# esxcli system hutdownshutdown reboot -r "パッチの適用"
メンテナンスモードの終了する。
# esxcli system maintenanceMode set --enable=false
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購入金額
54,880円
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購入日
2013年04月29日
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購入場所
VMware
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