そうした非常に権威あるカークパトリック氏の詳細な功績についての論評は、門外の私からはあまりに僭越なのでここで述べるつもりは無いですが演奏家としての氏の功績も素晴らしい事がこのレコードで解ります。故にこのレコードに出会ったことは大変光栄に思っています。この6つのパルティータという曲集をチェンバロで弾いた氏の演奏を聴く限り洗練された解釈が実に正統で説得力ありナチュラルで美しく感じます。
ちなみに同氏のインヴェンションのレコードも愛聴していますが比較すると面白いことに気がつく、インヴェンションはクラヴィコードでの演奏録音です。このパルティータのLP録音はチェンバロと使い分けているようです。どちらもARCHEIV盤で録音レベル(純度?)は非常に優れてます。そのインヴェンションとチェンバロで弾いた6つパルティータは曲想の違いから使い分けたと勝手に想像しています。それぞれ深い味わいのレコードに仕上げている。個人的に大変興味深い歴史的録音だと思います。
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不明
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