レビューメディア「ジグソー」

ボウズ刈り御用達バリカン

2013年にパナソニックより発売開始されたボウズ刈り用電動バリカン。

発売当初に気になるモノに登録したものの、その時はフィリップスから発売されていたスキンヘッド対応のバリカンを購入しました。

 

うちでは私がスキンヘッド、息子が野球でボウズ刈り、娘はバレーボールをやっておりショートカットで時々ツーブロックにするのでバリカンが手放せません。

フィリップスのモノを購入するまでは、ナショナルの ER509P-Aの一台だけでしたが併用して使うようになりました。

特にフィリップスのモノはセルフカットする時に手の平全体で持ち易い位置にヘッドを回転させる事が出来るので、専ら私が使っていました。

そして息子の髪をカットしてあげる時にはストレートの ER509Pの方がやり易く、人の髪をカットしてあげる時用として使い分けていました。

 

しかし時が経つにつれそれまで油をささなくても使えていた(本来は毎回ささなくてならなかった様なのですが(^^; ) ER509Pが、そのままだと刃が髪を噛みこんでしまうようになってきてしまい買換えを検討しました。

その時に購入したのがフィリップスの新製品として出てきたデジタルナイズされたバリカンです。

 

ただしこちらはコーム無し(0.5mm)で刈る分には良いのですが、コームを付けた時に刃がコームの中程に位置するためどの辺りの髪を切っているか分かり辛く均等にカットする事が出来ませんでした。これでは息子の髪をカットしてやる事が出来ずほとんど使わなくなり、ER509Pを使い続けました。

 

ところが最近流石に ER509Pのバッテリーのもちが悪くなり、1回のカット分ももたなくなってしまいました。

バッテリーが弱くなってくると刃の動きも遅くなり刃にオイルをさしていても髪を噛みやすくなるのですが、最近息子は自分でカットしており ER509Pに ACケーブルを接続してカットしていたので関係ありませんでした。

そして風呂場でいつもカットしていた私はフィリップスのモノを使っていたので本来なら関係ないはずですが、フィリップスの方が先にバッテリーがもたなくなって私も ER509Pを使っていたのでした。

ER509Pは 2006年購入、フィリップスのスキンヘッド対応のバリカンは 2015年購入。フィリップスのバリカンが情けないのかナショナル(現パナソニック)が凄すぎるのか....

フィリップスのセルフカットのし易さは捨てがたかったのですが、息子も使う事を考えると次に購入するのは今回のボウズカッター(ER-GS60)一択でした。

 

そしてフィリップスのスキンヘッド対応のバリカンは、娘がツーブロックにセルフカットするのに使い易いと ACケーブルを接続して使っています。

 

改めてボウズカッターの特徴を確認すると

直刃の5厘刈りから、1mm用のアタッチメントと 2mm ~ 10mmまで 1mm間隔 9段階で刈れるアタッチメントの 2つが付属しています。

そしてお風呂場でも使える IPX7の防水仕様です。刃を外す事無く内側に入った毛も洗い流せるようです。

 

それまで使っていた ER509Pにはアタッチメントが 6つも付いていましたが、

●スライドアタッチメント x2(10・20・30mm用、40・50・60mm用)
●スキ刈りアタッチメント
●刈り高さアタッチメント x3(3・6mm用、9・12mm用、15・18mm用)

3・6mm用のアタッチメントしか使っておらず、宝の持ち腐れでした。

そして水洗い可能な防水仕様でしたが、IP規格は不明でスライド式の電源ボタンや後端に ACケーブル接続端子も付いていたので風呂場での使用時は気を使いました。

左:ER-GS60  右:ER-509P-A左:ER-GS60    右:ER509P-A

 

ボウズカッターには ACケーブル接続端子は付いておらず、充電台に載せて接点方式で充電する方法です。これだと充電を忘れると使う事が出来なくなってしまいますが、基本的に常に充電台に載せておくので問題ありません。

ちょっと気になるのは ER509Pはフル充電約8時間で連続約60分間使用可能でしたが、本品はフル充電まで約12時間かかり連続40分しか使えません。この点も常に充電台に載せておけば問題ありませんが、電池のもちにどう影響があるものか...

そしてバッテリーのもちが悪くなった時が本体の寿命となってしまいますが、それまで使っていた ER509Pのバッテリーのもちを考えるとかなり期待してしまいます。

更新: 2019/02/15

【外 観】

付属品は先のアタッチメント 2種の他、充電台、オイル、掃除用ブラシです。

基本的に水でジャバジャバ洗うので、ブラシを使う事は無いでしょう。

 

電源ボタンは表面中程にあります。

 

 

 

充電用接点は本体両脇に付いており、充電台に載せると充電が開始されます。

ACケーブルをコンセントに繋いだだけでは点灯しませんが、本体を載せると矢印の部分が点灯します。ただ、満充電になっても点いたままなのがちょっと気になります。

以前ニッケル水素充電池を使用しているパナソニックの電動歯ブラシを使っていた時に付属のアンケート葉書に同様の事を書いた事があるのですが、わざわざお客様センターより「ニッケル水素充電池はメモリー効果は発生しないので、充電台に置いたまま使用して大丈夫」旨いただいているので、気にする事はないのでしょうが気になるものは気になりますよね(^^;

コームを外した時に書かれている数字については後述します。

刃は下から指で押し上げる事で、簡単に外せます。

普段のメンテナンスは水洗いした後に下図の様に注油してやります。

フィリップス製のバリカンは注油が必要無かったので、ちょっと面倒な点です。

 

そして 2mm ~ 10mmの刈り高さアタッチメントの使い方ですが、アタッチメントの差し込み高さと

アタッチメント上面のスライドスイッチで刈り上がりの髪の長さを選べます。

 

息子は今までママから 3mmでカットする様に言われつつ無駄な抵抗して 6mmでカットし、ブツブツ文句を言われていましたが、今後は 1mm単位の攻防になりそうです(^^;

更新: 2019/02/15
総評

以前のモノより持ち易い

電池のもちは今後気になるところですが、防水性が上がりお風呂で使うのに気を遣う必要が無くなりました。

そしてシャンプー後軽く手で泡を取り除いた状態でカットする事で、カットした毛が飛び散らなく後片付けが楽とあったので、試してみました(ウェットカットは、約5mm以下推奨)。

しかしこの状態では髪の毛が寝てしまってカットし辛く、毛の長さも揃え辛かった。髪質や長さにもよるのでしょうが、ドライカットの方がカットし易いかと思います。

 

刈り心地はスムーズで、この点に関しては以前のモノより格段に良くなったのですが、ER509Pの新品当時の感覚は覚えていないので、あまり変わっていないかもしれません。

 

私は直刃(0.5mm)でカットするので関係ないですが、10mmまで 1mm間隔でカットできるのは素晴らしいですね。現在の息子がそうですが、学生の頃は 1mm単位で一喜一憂していた覚えが(^^;

どうせならアタッチメント一つで 1mm ~ 10mmまで対応できれば付属品も減って更に良いのですが、この 1mmが難しいのかなぁ?

 

あと、刃を外す事無く内側に入った毛も洗い流せるとありましたが実際は少し短い毛が残ってしまいますし、どのみち注油も行なうので刃を外して洗った方がキレイになり気持ちが良いですね。

ここのメンテナンス性もフィリップスでは注油せずに切れ味が悪くなる(髪の毛を噛み込む)事は無かったので、なんとかして欲しい所です。

 

ちょっと長め(4mm以上?)にカットする時に長さを刈り揃えるのはコツがいり進化の余地があると思うのですが、この点に関して家庭用バリカンは長い間あまり変わり映えしない感じですね。

もう少し長さを刈り揃えやすく進化していても良さそうなんですけど、難しいんでしょうね。

 

何はともあれ、うちでは(息子の攻防は置いておいて)短くしかカットせず、本品とも長い付き合いになる事でしょう。

  • 購入金額

    4,370円

  • 購入日

    2019年01月26日

  • 購入場所

    ヨドバシ・ドット・コム

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