あの2011年の9月に、福島県をぐるり6箇所まわってライブをしました。
こんなことになるとは思ってもいなかった、おとなりさんの福島で、福島を愛している人たちが集まりました。
本当にライブはできるんだろうか。という雰囲気の中、心配と反対に、奥会津の穏やかな。そして地元のおじいちゃんおばあちゃんも来ていた、そんなライブから始まった。
会場の様子は、Youtubeでも配信されて、
そういう、笑顔をたくさん見ていて、それだけで感動してしまったのですが。
この6日間、時に参加しながら見守り続け、いろんな事がありました。
例えば。
猪苗代では、結婚式が行われました。
ライブの参加者がお祝い。
私達もうれしかった。
相馬会場では、工業用マスクをした団体が入って来ました。
暑いのに長靴を履いて、肌の露出を控えながら。
空気が一変し、凍ったものを感じました。
他にマスクをした人は居ません。どちらが正しいのか。。と、芝生に寝転ぶ人たちを見てつい考えてしまう。
どちらかといえば、マスクの団体は敵。そんな雰囲気がありましたが。
こちらの本に写真が載っていて。その時はマスクを取ってくれていて。
それを見られただけでも、この本を買った意味があったのだと感じました。
福島が嫌いでそうしているわけではないのかもしれない。そう思えたからですが。
この本には、あの2011年に福島に居た人たちの笑顔が沢山載っています。
その人達の言葉が沢山載っています。
反原発の集会ではなく、福島が好き。そういう人たちの集まりだったと思っています。
尚、この本の印税はすべて福島県災害対策本部に義援金として寄付されています。
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購入金額
1,500円
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購入日
2011年11月頃
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購入場所
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