オーストリアに行ったときに現地で買ったSIMフリー版端末です。
■パッケージ
紙製のパッケージがビニールで覆ってあります。
高級感はあまりないです。
背面には詳細スペックが書いてあります。日本で端末でここまで書いてあるのは無い気がします。
■中身
イヤホンマイク、USBケーブル、USB用ACアダプタ(写真左)と本体、詳細取説のCD、 ライセンス関連書類と、山ほど説明書・保証書類が付いています。
一部英語ですが、ドイツ語もかなりを占めています。
※開封後写真は随時追加していきます。
■操作感
非常に良いです。OSが最新だからか、本体性能がいいからか、IS12Tにあったアプリ起動の遅さなどは完全に解消されています。
WindowsPhoneはトランジション演出でごまかすので、カクつきはほぼゼロです。
■アプリについて
現在地しかわからなかったマップも経路検索など何とか使えるレベルになりつつあります。
とはいえGoogleMapを利用するアプリの方が良いので、もう少し頑張っていただきたいです。
HTC独自らしきものとして、PhotoEnhancerや天気アプリなどがプリインストールされています。特に天気アプリはAndroidとほぼ同じアニメーション演出を見られます。(後日画像を追加するかもです)
WP8になって使えるアプリは増えていますが、いくつかのWP7アプリは使えないようです。個人的にはDODONPACHI MAXIMUMが対応していないのが痛いです。
■気になった点
ほぼ満足なのですが、致命的に使いにくい点が一つあります。タイトルにあるメモリの問題です。
HTC8Sは現在のWindowsPhoneで最も少ない4GBの内蔵ストレージとなっています。
WindowsPhoneアプリはいくらでも保存領域を使用可能なので、同期するタイプのアプリではこれがすぐにいっぱいになります。
普通のアプリはアンインストールすればデータごと消えてくれるのですが、プリインストールで消せないものがあります。
私はOneNoteで2GB以上のノートを使っているヘビーユーザなので、同期した結果、OneNoteが内蔵メモリの多くを占めてしまいました。
その結果、保存領域が少ないという警告が頻繁に出て、アプリのインストールなどができなくなりました。
OneNoteは消せないので、結局初期化&二度と同期しないことで対処しています。
少し調べたところ、ストレージに関してはネット上でもある程度問題になっているようです。
最大の売りの一つであるOffice機能がこれではいただけないので、せめてSDカードに保存領域を変更できればと思いました。
■全体の感想
非常に良い操作感、機能の端末ですが、内蔵メモリが少ないのでOneNoteをよく使う私のような人間がメインで使うにはOSの改善が必須だと思われます。もちろん日本でWindowsPhone対応アプリが少なすぎることは言うに及ばずです。
Windows8はかなりいろいろな企業がアプリを出して盛り上げてくれているようなので、WP8もどこかのキャリアが出して、マイクロソフトのサービスをもっと盛り上げていってほしいです。
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購入金額
33,000円
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購入日
2013年02月05日
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購入場所
ウィーン西駅ビル内 cyberport
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