ミニ四駆用のグリス。以前ちょっと見かけたが今のミニ四駆は信じられないスピードで走る。高回転のモーターと組み合わされるギアもすごい回転数。そんなハードな用途として売られているグリス。
あくまでプラ用グリスなのだから他用途にも使える。今回はNゲージ鉄道模型用。これがいいってネットで見た。
ホームセンターで売ってるグリスは実車用だったり機械用だったりで、大容量すぎたりスプレー式だったり。小容量かつプラギア用を想定していて入手性も良くその性能はタミヤお墨付き。大変ホビー用に都合のいいグリス。
Nゲージ鉄道模型にといったが当然新品車両はそのままスムーズに動くようにできている。
一方結構中古流通が盛んなジャンルで中古品じゃないと入手困難なものも多い。そういう時にグリスの出番。経年で異音が出ていたり動きがギクシャクしている要因の一つ。もちろん他の原因の場合も多いけど、グリスがあれば簡単につぶせる要因の一つなので古い車両なら原因の切り分けを兼ねてやるといい感じ。
※あくまで古い車両向けかつ自己責任のお話なのは一応ご留意ください。
元々鉄道模型が再燃しだしたタイミングでは20年近く放置…げふん保管していた古い車両の復旧からはじめたので早い段階でこのグリスを購入していた。
Nゲージ鉄道模型はだいたいプラギアで動いている。
標準的な構造はモーター→ウォームギア→台車内のギアボックス→車軸といった形だ。一般的な物だとウォームギア以外はプラギアで、途中のユニバーサルジョイント等もプラ。
潤滑なら油がラクなのだが、一般的な潤滑油はプラを傷めてしまう。
KATOから鉄道模型用としてユニクリーンオイルという潤滑油がでており、プラスチックを傷めないとあるので、金属部分はそちらを使うといい。
自分はこのFグリスとユニクリーンオイルを場所によって使い分けている感じ。具体的にはモーター近辺の金属シャフトや軸受け、一部金属ギアを使っている車両はユニクリーンオイル、それ以外のプラギアはこのFグリス。
金属ウォームギアも結局プラギアとかみ合うので自分はFグリスを使っている。
柔らかくてノズルも塗りやすい
何も車両を分解しなくても大抵の車両は台車下部にギアが露出しているのでここにチョコっとつけるだけでも結構効果がある。
もちろん本格的に異音がする車両ならバラして塗るのがいい。
細いノズルがついていてキャップもしっかりしまり保管しやすいので大変扱いやすい。一見少ない容量に見えるがギアにほんのうっすらちょっとだけつける程度でいいので使い切れる気がしない。買って2年以上経つがロクに減ってないし経年劣化も見られない。
尚、特に効果があるのが古いマイクロエース製車両。現行品は恐らく大丈夫だが、古い製品は新品時に塗られていたグリスが固着してそれが原因で動力不調になっているパターンも多いよう。台車を拭きとるとなんか黄色くベットリしたものがついてたりする。なのでしっかりバラして古いグリスを掃除してFグリスを塗り直すという作業をすると随分調子が良くなる。
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購入金額
308円
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購入日
2021年頃
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購入場所
yodobashi.com
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