一目見て手作りだと分かる外観は、量産品とはひと味違う趣を持っています。
このタイプの鋏はハンドルが長く刃先が短いのが特徴で、刃先が直のものと曲がったものがあります。さらにハンドル部分がカーブしたものもあり、私はそのカーブしたものを購入しました。
本製品は指穴が大きいので指通りが良く、程よくエッジが残っているので滑りにくくなっています。パッと見で雑な仕上げにも感じるハンドル部分に対して、細くて薄い刃先は非常に精巧にできており、絶妙なかみ合わせの仕上がりになっています。
もちろん仕上げだけでなく、切れ味も素晴らしいの一言。今までに色々な鼻毛切り鋏を使ってきましたが、鼻毛が切れる音が違うのには驚かされた記憶があります。
さすがに長年使っていると切れ味が落ちてきたようなので、研ぎ直すべく人形町の「うぶけや」に行ってきました。研ぎ直しのお値段は1800円だそうです。
え？高っ！と思いましたが、折角なので覚悟を決めてお願いしてきました。
研ぎ直しにかかる日数は、土日を含めて5日かかるそうです。（混み具合によるようです）
江戸時代から約２２０年続く刃物の専門店「うぶけや」
[追記]
2013/1/21 「うぶけや」にて研ぎ直ししてもらい、切れ味が復活しました！
試しにティシューや産毛のような細い毛を切ってみましたが、なかなかの切れ味です。
これでまた暫くは安心だ〜！
見た目には特に変化は無さそうだけど、これはよく切れます！
こんな細かい刃を研ぐのは大変なんだろうなぁ...
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購入金額
5,000円
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購入日
1990年頃
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購入場所
人形町 うぶけや
mickeyさん
2013/01/21
とても大切なことかと思います（＾＾）
izappyさん
2013/01/21
仰る通りですね。
ただもの任せで使うのではなく、
使う側の努力も大切なんだなぁ、
と感じました。