二隻の宇宙船が南太平洋に墜落した。一隻に乗っていたのは探偵、いま一隻に乗っていたのは犯人。ただし両者とも人間ではない。高度の知性と感覚をもったゼリー状の半液体生物である。そして彼らは宿主なしには生きられない。探偵は一人の少年の体内に寄生し、犯人は別の人間にとりついている。だが一体誰に?犯人逮捕の確率は、20億分の1。本格SFの巨匠が贈る歴史的傑作。
原題「NEEDLS」
第二次世界大戦終結の5年後、1950年に発表された作品。
邦題の「20億の針」とは、当時の世界人口を反映した数字だそうです。
宇宙人との共生。超人的能力の獲得。宇宙人犯罪者の捜索。
後世の作品に影響与えまくりですね。
『寄生獣』、『鉄腕バーディ』、『ウルトラマン』、『エイリアン9』、『テッカマンブレード』、『ヒドゥン』他いっぱい。
続編として『一千億の針』 原題「THROUGH THE EYE OF A NEEDLE」があります。
ジュブナイルとして、
「宇宙人デカ」(1969)(改題「星からきた探偵」)
「姿なき宇宙人」(1967)
としても発売されています。
最近こんな本も出版されています。
646個目。
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購入金額
443円
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購入日
不明
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購入場所
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