「針なしステープラー」のコンパクトタイプです。
我が家にとっては「はじめて」の針なしステープラーです。
家では2〜3枚の印刷物(学校のプリントや妻の職場のローテーション表など)をとじることか多いので、今までは普通の針式のステープラーを使っていましたが、針の追加や針詰まりなどの処理が面倒になったので、今更ながら購入してみました。
10枚用もありましたが、基本的に2〜3枚とじなので5枚用を選択
以前は紙だけでとじるという部分に不安を感じていましたので、アイデアは良いけどそのウチ姿を消すだろうと思って様子を見ていましたが、意外と定着してきているようなので我が家でも採用と相成った次第です^_^;
別紙の取扱説明書も付属していました。
形状的には従来のステープラーとスリムな穴あけパンチ、さらに爪切りなどを掛け合わせたような感じで、初めてでも何となく使い方が想像出来るようなスタイルとなっています。
何となくドンコやアンコウのような雰囲気もあります^_^;
写真を見て頂ければ分かるように、上の窓から「とじる部分」の様子を見ながらとじられますが、とじる瞬間は本当に一瞬なので、気が付いたらとじ終わっていたという感じですw
ちょっと変わった形の刃が付いています。
テストではメモ用紙を3枚重ねてとじてみました。特に不安感もなくスパッととじられますが、穴あけ時の切断面はあまりキレイとは言えませんね。まぁ、刃がほぼ直角に当たっているので仕方がありませんが、もう少しキレイにとじられると思っていたので、ちょっと残念です。
矢印形状に抜いて、その先端を別な穴に貫通させてとじる仕組みです。
裏側から見ると矢印形状の頭が突き抜けているのがわかります。
次に3枚重ねの状態をさらに二つに折り曲げて6枚状態にしてみました。
んぐぐぐぐ、、、6枚はツラそうです...
さすがに6枚は刃がザクっと入っていく気がしないです。多少無理をすればイケそうでしたが、新品を壊してしまったら目も当てられないので、6枚は断念しました。
ちなみに1枚抜いて5枚にしたところ普通にとじられましたので、やはり6枚以上はとじないほうが無難です。とはいうものの紙の厚みや種類にもよりますので、5枚以内でも様子を見ながら無理な力をかけないようにしたほうが良さそうです。
5枚だと問題なくOK。
もっと薄い紙ならあと何枚かはイケそうな気がします。。。
5枚以上とじることが予想されるのであれば「10枚タイプ」をお勧めしますが、10枚までとじれるタイプは倍近い価格で販売されているので、滅多に使わない、或いは2〜3枚が中心であるならば本製品をお勧めします。
コンパクトで人に優しい形状が気に入りました。
枚数の制限以外にも「保磁力」や「同じ場所をとじないでください」など使い方に制限があって万能選手ではありませんが、適材適所で使えばかなり便利で役に立つと思われます。なんと言っても金属針を使わないのでエコなのが魅力です。
あとはもう少し、とじた部分がキレイに処理されていたら良かったと思います。最近では紙に穴を開けないプレスロックタイプの製品もあるようなので、そちらもぜひ試してみたいところです。。。
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購入金額
480円
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購入日
2015年10月頃
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購入場所
ケーヨーD2
aoidiskさん
2015/11/03
金属の針を使わない
シュレッダーするにはもってこい、
でも ホッチキスより コピーするのにばらすには
コツが必要。
あくまで配布用には 適していますよね。
ハリナックス 職場で愛用しています。
なかなか面白いですね。
Schrödingers Katzeさん
2015/11/03
穴は大きいですけど、むしろ最初はプレスロックタイプのような製品を作っていて、薄かったり弱い紙で「これだと留まってるうちにはいらんだろ」と引っ掛けるようになったんじゃないかと。外さなくていいもの、穴が大きめに開いていいものについては、針が入ってない!とかいうこともなく、シュレッダーにかけたり、分別も楽なのでよさそうな気はします。というか、多分そういう需要を見越して作り始めたのでしょうし。
完成品を見てしまえば、まぁ、こうなるよねとは思うのですが、最初にかちゃりと押し込むだけで止まる様な機構を作った人たちは頑張ったと思います。
穴の形状に、紙によっては止めてもバラバラ崩れて試行錯誤を相当したんじゃないかなと思ったりもします。エッジが荒れてるのは接合部分の摩擦係数になるようにわざとそうしているようにも、値段に跳ね返るのを気にして必要な精度にしたようにも思います。
多分弱点はこれ作りながらも確認しつつ、発想としてはシンプルなほうを後から精度を上げて実現して出してくる辺りもがんばってるなぁと。たぶんそれも、コレがそこそこの実績を出したからというのも大きいのでしょうが。
紙の方の特性もあるのに、専用の紙が必要とかそういうところに逃げず、製品の方で機能性を維持しようと努力した痕跡の辺りに苦労が偲ばれますし、制限はあるけどエコだし……ではなく、今世にある製品に近いところを目指して作ったのは立派だったかなと。
多分紙の種類をもっと摩擦係数が得られるものに限定すれば形も機構も、穴の大きさも小さくすんだとは思うんですけど、多分行けそうじゃないか?って試作品から更に色々頑張ったんじゃないかなとそんな気がします。使用の条件をつけてしまえば、作る側が楽すく方法はいくらでもあるものなんですよね。
izappyさん
2015/11/03
ウチの会社ではガチャックを使うことがほとんどなので、
針なしステープラーでとじた書類は見かけたことはありませんが、
将来的には針なしになっていくのかなぁと思いました。
ちなみに、会社では書類はシュレッダーではなく業者に委託して
溶解処理をしています。
izappyさん
2015/11/03
この小さい機械に組み込まれたメカを見ると本当に感心してしまいます。穴のすぐ横に小さな切れ目を作るなど、かなり緻密で繊細な作業を瞬時に行っているので、製品が完成するまでにはきっと気の遠くなるほどの試行錯誤があったのでしょうね。
摩擦係数の件は全く気づきませんでしたが、確かに仰るような意図があるのかも知れませんね!そう考えるととじた部分がガサガサしていても許せる気がします^_^;