「機動戦士ガンダムSEED」のHD リマスター Blu-ray BOXのVol.3。

見せ場的にはフリーダムが活躍する「舞い降りる剣」なのでしょうが、改めて見るとそれ以前のキラとアスランの死闘の方が印象的でした。

これまでも敵対勢力に属していることはキラもアスランも分かっていたし、二人ともそれを承知してはいたんですが、自らが属している勢力の軋轢に加え、ニコルとトールというそれぞれの友の死が引き金になって、戦いではなく殺し合いにまで発展し引くに引けなくなってしまう。

イケメンキャラが多数登場する、いわゆるキャラモノとして受け入れていたファンにとっては、当時のショックは大きかったんじゃないかと考えてしまいました。

みんな戦争なんてしたくない、でも戦争は一向に終わらない。

戦争を終わらせるために、キラとアスランがそれぞれ自分の考えで一歩を踏み出すターニングポイントと呼べるストーリーだと思います。

ちなみにHDリマスター化当初から話題のパーフェクト・ストライクは「PHASE-38 決意の砲火」から、まさかの本編登場！

最初に見たときに、思わず「おおっ！」と感動の声を上げてしまいました(^^ゞ