からアイドル系へ。
アイドル、とは言っても、以前ご紹介した中森明菜や荻野目洋子では録音と音作りが古くてイマドキのアイドル系の曲とはいえないので、別方面に。
以前子供が仮面ライダーに嵌まっていたときに車の中で聴かせる/見せるために購入したもの。仮面ライダーW(ダブル)。史上初の2人で1人のライダー(変身するときどっちかひとりが気を失って倒れる、というのがおもしろかったなw)。話は松田優作の探偵物語(TVの方)をオマージュしたような雰囲気のコミカルタッチで、でもどこか哀愁ただよう大人が見ても楽しめるものだったが、その登場人物に“Queen”と“Elizabeth”というチョイ不良っぽい女子高生がいて、情報通の彼女たちが主人公に協力する、という設定。
その“Queen”と“Elizabeth”がAKB48のメンバー。“Queen”を演じたのが板野友美で“Elizabeth”が河西智美。ともにAKB48の初期からのメンバーでそっち方面に疎い猫(cybercat)でも顔を知ってる。
ただこの曲は秋元康は関わっておらず、作詞は藤林聖子(曲は鳴瀬シュウヘイ)。最近の仮面ライダーの曲を手がける鳴瀬がノリの良い曲を提供している。
【比較試聴対象曲】「Love ♡ Wars」。ギタリストAYANO!(綾野光紘)を中心としたドライヴ感あふれるロックバンドのバックにのせて板野と河西の両「トモミ」が歌い踊る。バンドはAYANO!以外は詳細不明だが(もう一本の)ギターMASATO、ベースRYO、 ドラムスMASAKIという布陣(クレジットにはないがキーボードも聴こえるので鳴瀬かな)。AYANO!のプレイも結構激しくて良いが、リズムユニットの二人がいい。ベースのぶりっぶりの音で支えるボトムとスネアドラムの跳ねる装飾音の弾幕で強烈なアイドル系ダンスチューンに仕上がっている。
※比較ポイント:低音♡。ドライヴするベースのボトムエンドの充実度とバスドラムの分離。低音域の音量と音圧、中~高域とのバランス。
「Love ♡ Wars(ACO Edit.)」は一転して、アコースティックギターと打ち込みのバックにオルガン風の音で装飾音が入れられる曲へ。でもテンポは変わらない(バックだけが録り直しかな?)。ボーカルが同じなのに、(特にAメロは)全く印象が異なり、よく頑張りました♡という感じ。ギターソロはアコギのカッティングを中心にしたスパニッシュテイストのものでカッコイイ!!
「風都タワー」はQueen & Elizabethは無関係で劇中人物のジミー中田(演ずるのは冨田佳輔)が歌うコミカルソング。まぁ、おちゃらけソングなんだけど、さすが俳優、声音がいろいろあっておもしろい。付属するDVDは「Love ♡ Wars」のPVなんだけど、両トモミの口元あたりをぼかした映像処理が斬新、JK風ファッションで踊るバックダンサーも上手く、結構イイ。そうそう仮面ライダーも登場するよ!wwwAKB本体はほとんど聴かないけど、この曲は子供にせがまれて車でよく聴いていたので印象に残ってマス。数が少ない方が印象に残る?ww
<CD>
1. Love ♡ Wars
2. Love ♡ Wars(ACO Edit.)
3. Love ♡ Wars(instrumental)
4. Love ♡ Wars(ACO Edit.instrumental)
5. 風都タワー(ジミー中田 (冨田佳輔))
<DVD>
1. Love ♡ Wars(Music Film)
2. making of Love ♡ Wars(PVメイキング映像)
「Love ♡ Wars」
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購入金額
1,890円
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購入日
2010年頃
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購入場所
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