Intel D945GSEJT
窒息箱
PT2
とかを大体同時期に買ったわけですが、ヤツについてるCPUってのは貧弱なんですね。
tsを再生する分にはいいけど、フルHDのストリームを流すともう限界。
録画中の番組を同時に見たいって場合だともうカクカク。
これは安定性を考えてもヤバい、と思って購入しました。
最初はNUCとかいいなあとか思ってたんですがそもそもPT2繋げない時点で論外、そうやって候補を絞ったところAtomかこれ、と言う具合になったんですが、流石にIntel D945GSEJTは変態と言われただけあってそこからの脱却にはかなりの苦労が強いられました。
Intel D945GSEJTのポイントは
・AC電源にマザボレベルで対応している
・ファンなんかに使われてる4本の電源コネクタがMBレベルで対応されてる
・SATAのコネクタの位置がいい具合
といったところで、逆に言うと今回買ったギガバイトのそれはこれらの全ての部分が備わってないので、我慢する部分となります。
ライザーボードでPCIを折り曲げて使う形になる窒息箱では真下にSATAがあるのは結構辛いです。
また、AC電源の変換キットから各種電力を配電する線など、結構必要となる配線は多いです。ジョンの場合は余計な線を出すこともなく配線出来たので、割とエアフローを考慮することも出来たのですが……。
まとめると
・電源は普通のPC電源なので箱付属の電源変換キットを接続=配線の複雑化、電力効率の低下
・電源変換キットから別途ケーブルが必要=配線の複雑化、電力効率の低下
・SATAのコネクタがPCIのライザーボードの直下=結構ヤバいレベルで干渉する
と言った感じで、当然のことながら、既存のケーブルを利用した場合だとかなりケーブル周りで苦戦することになります。現にしてますが、こういう特殊な配線のケーブルって言うのは市販で見つけるの難しいんですよね。そこは思案のしどころ。
パフォーマンスは結構いい感じ。
おおよそ地デジの視聴で2〜30%。録画しながら見てもエラーはでないでしょう。
エンコは流石に無理ですが、ゴルフ時代のATOMと比べると大分性能的に優劣出る気がします。
そして消費電力ですが、AC電源をMB挿しから変換を噛ませる仕様に変更になった、という分オーバーヘッドはありますが、おおよそアイドルで35Wといったところでしょうか。
多少消費電力は上がってます。
常に使っているサーバーなので怖くてベンチなんて出来ず、性能の単純比較は今回避けますが、
・tvtest経由でテレビ放送を見た場合
ジョン:70%, これ:30%
・消費電力
ジョン:アイドル25Wシバき35W, これ:アイドル31Wシバき50W
とかそんな感じ。
マザボ+普通のCeleronのCPUでこの価格と言うのも正直驚きです。
数年前のatomの2,3倍というのも少々微妙な感じですが、大した操作、特に映像周り触らないって人にとってはメイン使いでもこの程度の性能でいいのでは?
って言う風に考えると、つくづくノートパソコンって不自然なほどに優秀だよなあ、とも考えてしまいます。
手持ちの17インチのMBP、普通に高性能だけどモニタonでアイドル20W使うか使わないかだし。
真の意味でジョンの後継になるマザーボードを心待ちにしております。
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購入金額
7,500円
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購入日
2013年05月01日
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購入場所
ツクモ
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