というのは、ubuntu studioの方でお伝えしたとおりです。
その代わりに上がってきたのが、今回のLinux Mint。
本来はubuntuの派生ディストリビューションなのですが、本家が悪名高いUI、Unityを搭載したことでシェアを落としていく一方で、搭載せずにいたことが、こうしてシェアトップに輝いた要因なのでしょう。
まあ、そんなことをいってしまえば、ubuntuですらDebianの派生であったりするのですが。
さて、このMintさんの特徴としては、
Unity搭載前のubuntuに似て非常にシンプルです。さらにはubuntuの利点であった、豊富なソフトが使えること。
ubuntu studioも同じ境遇にはありますが、部分特化型なので、万能のこちらにはかないません。
これがどうやら一番重要なポイントのようで、私には、WindowsでいうXPとVistaの関係に見えてしまいます。
しばらく動かしてみましたが、さすがに古くからのUbuntuユーザーには使いやすいと思います。
ただ、個人的には、ubuntuよりも劣っているところもあると考えています。
まず、言語のインストールで、日本語のサポートが完全にはされていないところ。日本の公式サイトで、「端末でこのコマンドを入力してください」と、日本語化のコマンドが乗っています。
これを入力しないと、個人的には満足に動かせませんでした。
UbuntuははじめからそれがOKなので、作業が面倒です。
そしてもう一つは、ソフトウェアセンターの見づらさ。ubuntuのソフトウェアセンターは、私がノートPCにインストールしているubuntu Studioで触れていますが、こっちのほうがはるかに見やすいです。
文章だけで説明されるのと(Mint)、図を交えて説明する(ubuntu)の、どちらがわかりやすいか、というあたりがわかりやすい表現でしょうか。
このあたりを改善できれば、初心者でもかなり扱いやすくなり、完全にとはいえないまでも、ubuntuを食えるところまでやってくるのではないか、と思います。
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購入金額
0円
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購入日
2012年12月05日
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購入場所
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