http://blogs.yahoo.co.jp/nfj_2009/29994872.html
それでは今回のTA2020デジタルアンプキットPart2の概要を
ご案内致します。
まず今回のコンセプトは以下の通りです。
・初代キットの欠点、改良点をお客様のご意見を参考に洗い出し
基板の設計、品質の全てを改善すること
・より遊べる、遊びがいのある製品の創作
・販売価格は1,000円以内!
この3点をベースに、基板の設計を根本から変更致しました。
ほとんどがお客様からの情報提供を元に改良がしております
ので少々恐縮ではございますが、完全にNFJオリジナル基板です。
作例のパーツはグレードアップキット・自分で揃えた物含め
ノーマルと相当異なります。
ケースは何時もの様にタカチHEN110412Bに組み込んでいます。
YDA138、TA2024Bのキットとあわせ三種類になったので
改めて聞き比べてみました。
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購入金額
980円
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購入日
2012年05月02日
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購入場所
YAHOO
CR-Xさん
2012/11/22
左:アンプ集合(上から)
・ワンダーピュア WP-2020AMP-DX
・NFJ TA2020 Amp Kit Part2-Ver.1←このキット
(ケース不足に付き、NFJ Concept YDA138 kitは中身を
これと入れ替えて視聴しますw)
・NFJ Concept TA2024B kit rev:4.0
・自作電源
右:左の電源の上がTA2020kit、右のDACの上がTA2024Bkit
下の赤基板がYMD138kit
CR-Xさん
2012/11/23
以下はノーマルから変更していますが固定です。
・LPF EVOX RIFA MMK5 100V/0.22μF
EVOX RIFA MMK5 250V/0.1μF
(以上、NFJ 8ΩSPK用コンデンサアップグレードキット)
PRP 10Ω(赤、色で選んでます、聞分け仕切れませんw)
・前段フィルムコンデンサ
PILKOR(フィリップス)PCMT367 100V/0.1μF(オレンジ)
(以上、NFJ8ΩSPK用コンデンサアップグレードキット)
PILKOR(フィリップス)PCMT367 100V/1μF
(オレンジに揃えただけw)
・入力カップリングコンデンサ
TDK-EPCOS B32560J 63V/2.2μF + FB
(NFJ 入力カップリングコンアップグレードキット)
この二点を主に弄って見ました。
・電源平滑コンデンサ ニチコンFinegold(FG)4700uF
+電源入力部追加コンデンサ ニチコンFinegold(FG)2200uF
・インダクタ 10μH 空芯コイル 大電流対応・高効率インダクター
(NFJ アップグレードパーツ )
大失敗です、空芯コイルは想像以上に細かい音まで出します。
ニチコンFGは色付けが合って元気な音なんですが、
低域も膨らみすぎやかましく下品な音になってしまいました。
CR-Xさん
2012/11/23
上から下に行くにしたがって音がしまり静けさが増します。
(あとは、聴く音源によって・聴く側の気分でチョイスですね。)
上:インダクタだけNFJオプションの
TOKO 13RHBPデジタルアンプ専用 低歪率 インダクタ 22μH φ13 に変更
中:さらに電解コンを、NFJオプションのニチコン FW3300uFx2 に変更
形は小さいけど6600uFなので低域はこれで充分、変な色も付きません。
下:さらに電解コンを、NFJオプションのSANYO WX2200uFx2 に変更
静けさが増します、寂しければ入力直下にFG2200uF加えれば良いでしょう。
一時、自作の素材としてニチコンFGを小~大容量まで買い込んでましたが
使い方次第なんでしょうが、ちょっと色付けが気になりだしたので
目下、FG撤去計画発動中です。
ニチコンFWかKWあたりが圧倒的に安いし
形状も小さく設置しやすいし、色付けも少なそうなので多用できそうです。
CR-Xさん
2012/11/28
ついでに電源平滑コンデンサにパラってある0.1uFはEHCUを裏面に!
(その他のフィルムコン0.1/1.0uFはPILKORのまま)
空芯コイルでリベンジして見た。
・入力カップリングコンデンサ CROSS-CAP(2.2uF)
・電源平滑コンデンサ ニチコン FW3300uF+SANYO WX 2200uF
+電源入力部追加コンデンサ ニチコン FW3300uF+SANYO WX 2200uF
・インダクタ 22uH 空芯コイル
・LPF EVOX RIFA MMK5
これはなかなか行けそう。
CROSS-CAPはYDA138やTA2024Bで使った時よりも効果を発揮してる。
ただ、いろんな音が出てくる空芯コイルと同時に調教は難しい。
癖のあるニチコンFG(下も上も元気な音)を排除したのも一つの解か。
しかしエージング不足の所為かどこか落ち着かない。
空芯コイルの間隔はNFJ・K氏の言う3-5mm以上の6mm確保してるが
ひょっとしてこれでも磁気干渉おきてるか?
ポテンシャルは高そうだが、空芯コイルは難しいね。
CR-Xさん
2012/11/28
○インダクタ 10uH 空芯コイル
×EHCU
○ECHU www
TOKO 22uH 防磁コイルに戻してCROSS-CAPに的を絞った。
ちょっと、良いんですけど~!!
パワー感・躍動感が有って、音に芯がある。
電源平滑コンデンサの変化が良く判るようになって、
ニチコンKZの上質さをベースに1000uFとは言え低域結構出るのだが
それをさらに補うか(FW3300uF)、固めるか(OS-CON、WX2200uF)
色々試せて面白く遊べた。
その中でいくつか常用候補が見つかった。
左:心地よいタイトな響きが素晴らしい。緻密で力がある。
・電源平滑コンデンサ ニチコン KZ1000uF(ECHU 0.1uFパラ)
+電源入力部追加コンデンサ ニチコン FW3300uFx2
・インダクタ TOKO 13RHBP 22uH 防磁コイル
・LPF WIMA MKS2 63V/0.47uF
(↑リファレンスのワンダーピュア製作時の余り4Ω用
定数より自分の耳がリファレンスのWIMAの音色に慣れている?)
EVOX RIFA MMK5 250V/0.1uF
右:滑らかで中域の精細度があり美しい。
・電源平滑コンデンサ+電源入力部追加コンデンサ 同上
・インダクタ 同上
・LPF EVOX RIFA MMK5 100V/0.22uF
EVOX RIFA MMK5 250V/0.1μF
(8Ωオプションのまま、NFJ・K氏の選択が光る)
リファレンス・ワンダーピュアの躍動感と違う別のよさがあり、
一々音源ごとに換えていられないので
どれを常用するか悩むところだ。
あとはこれをベースにNFJ・TA2020最終版は煮詰める予定。
前段とLPFのフィルムコン全てECHUと言うのもやって見たい。
CR-Xさん
2012/12/01
10uH 空芯コイルに戻して11/28のエントリから
・電源平滑コンデンサ ニチコン FW3300uF+SANYO WX 2200uF
+電源入力部追加コンデンサ ニチコン FW3300uF+SANYO WX 2200uF
↓に換えてもあまりガヤつかなくなり結構聴ける。(低域はより出る。)
・電源平滑コンデンサ ニチコン FW3300uFx2
+電源入力部追加コンデンサ ニチコン FW3300uFx2
KZの低域が上質なのでスペースが有れば
1000uFx4本+味付け調整に何か2200uFとか積みたいなあ。
CR-Xさん
2012/12/05
・電源平滑コンデンサ ニチコン KZ1000uF
+ニチコン KZ1000uFx4(別基板)
電源入力部追加コンデンサ 今は空き、背の低い物なら装着可
最初聴いた時はつまらない音で失敗したかと思ったが
図体の大きな電解コンデンサは、それなりのバーンインが必要らしく
暫く鳴らしこんで行ったら表情豊かでバスバス来るだけではない
低音が出て、中高域も改善されたのか音の見通し・滑らかさが出た。
まだまだ良くなりそうな予感がする。
もう少し硬く重さのある低域にしたければ、
・別基板のを、ニチコン KZ1000uFx2
SANYO OS-CON SA 1000uFx2(画像紫の2本)
・追加部の空きにOS-CONのSEPF1000uFかSEPC470uF
などで行けそうな気がする。
(KZとかOS-CONの音を好まない人も居るんだよなあ・・・
うちはTANNOY+デジアンで偶々自分の好みになっただけかもしれないし。)
後は防磁コイルに交換したら如何なるか試すくらいで、
一応この形でおしまい・・・、かな。
CR-Xさん
2012/12/12
明日・明後日で買えれば良いのだが・・・
CR-Xさん
2012/12/13
baelさん
2012/12/25
CR-Xさん
2012/12/26
だって差換えて遊ぶ(部品交換で音の変化を楽しむ)ための物ですもの。
固定しちゃったら元も子もありません。
実際には接触抵抗も増えるだろうし、接触不良の原因になったり
下手すると部品脱落:基板パターに接触してショートとか
するので恒常的な利用には適しませんよね。
あくまで過渡的処置ですので、自己責任で行ってます。
またコンデンサ類はハンダ付けの際に酸化皮膜出来たり
熱変形して痛み劣化しています、電圧が掛かると徐々に
自己修復し本来の性能に戻る訳けですが
(ここに本来のエージングの意義がある)
規定電圧近く掛けないと自己修復に非常に時間が掛かります。
特に容量の大きいコンデンサ、OS-CONなどはそうです。
私はソケット化は部品交換のためもありますが
部品に熱を入れない=痛まない=早めに音質評価に移れる
事も重視しています。
それと、はんだ付け・ハンダ除去が下手なので
何回も部品取り外しして基板を痛めない為でもあります。
設定終了したら、ソケット除去(めんどい・基板傷める可能性あり
=予備基板用意の必要・・・etc)して基板に直接ハンダ付け
と行きたい所ですが、何ヶ月もして新たな使えそうな部品見つけたり
音質変えたくなり部品交換病が発生するのは目に見えてますw
ソケットのままで行ってます。(直付けの80%程度の性能かも)
baelさん
2012/12/26
確認できて助かりました。
2020か2024キットで試してみます。
CR-Xさん
2012/12/29
(比較画像のLPF白のEVOX RIFA MMK5も良いんだが、綺麗系はOT1に任せたい)
最後の仕上げとして、shopで欠品していたOS-CON SEPF16V1000uFがやっと在庫復活していたので入手して1000uFx2を電源入力部追加コンデンサとして追加して見た。(最後の画像)
これはもう違うですわ!!!
同じTA2020使ったアンプでもワンダーピュアの鮮度の高さ・ダイナミックさに比べて、どこか小さく纏まっていたのが(それでもYDA138やTA2024Bよりは上手)
い一挙に空間が晴れて奥行きや広がりが出て、さらには若干見通しの悪かった中域の解像感が一挙に増した。(これぐらい無いとCROSS-CUPは生きないんだなあ)
ワンダーピュアの矮小版では無く違う性格をようやく手に入れれたと思う。
ワンダーピュア・NFJ青基板とあるから、NFJ赤基板(最終版)への要求ははハードルが高くなったのは間違いない。
CR-Xさん
2013/01/14
・EVOX CMK 63V0.22μF フィルムコン6個SET
・Panasonic ECQUL 275V0.1μF 2本組
にLPFを早速く差換えて視聴開始
・WIMA0.47μF(本来4Ω使用)x6(赤)→EVOX CMK 0.22μF x6(黄)
一発目で低域が豊かに響き高域の滑らかさがあるのが分かった。
エージング以前にここはCMKの圧勝!
・次いでLPF最終段WIMA0.1μFx2(赤)→ECQUL 0.1μFx2(黒大box)
第一印象は、僅かだが静けさが増し低域の制動が効いた感じ?
もっと聴き込まないと分からないが印象は悪くない。
Foobar2000で1KHz以下を穏やかに3db持ち上げてたのが
(WP-2020AMP-DXにここは及んでいなかったから)
不要になる位の効果ありあり!
極めて上質な(暴力的でない)低域、チェロやバスドラが心地良い。
CR-Xさん
2013/03/03
濃密なのとは対照的に快々とクリアーに鳴る方向。
ただ低域のトルクとか音楽の影の部分は弱くなる。
(ここが出るのがうちではワンダーピュア WP-2020AMP-DXなので完全に置き換えられない。)
これはこれで方向性としてはアリ(付けるスペースが許せば)
インディアンヘッドさん
2014/01/30
今度、時間が有ればNFJ TA2020 最終版を組
みたいと思っています。それで質問なんですが
NFJ TA2020 キットで電源入力部でOS-CON
SEPF16V1000uFx2を使われていますがLittle
Susieを使用した時に音の変化はどの様になり
ましたか。
CR-Xさん
2014/01/30
低域の量感と響き改善でKZ 25V1000μFx4本追加してます。
4本の打ち2本がOS-CON1000μFに換えてある場合は低域の膨らみ抑えタイトにしたい時です。(味付け、これはTDA7492でも同じ事してました。)
さらに電源入口には13mm径電解が2本付けられるアドオン基板。
これはKZ4本の味を保ったまま、軽く締めたい時OS-CON1000~470μFx2本追加と言う形です。
(経験上現行銀OS-CONは紫1000μFほど効かないのですよね。)
今この2020は稼働してませんが(wanderpureの2020にどうやっても勝てない為)
WGの低ESR多数使ったスージーかませると、超低ESRのOS-CONと同様な方向になっていますね。
なのでスージー使ったら2020もTDA7492もKZx4本だけでOS-CONは外してます。>勿体ないのでw
インディアンヘッドさん
2014/01/30
ある程度の方向が見えてきました。
どちらにしろLittle Susie経由の
電源になるのでインダクタを空芯コイル
トロイダルコイルか自作か・・・
今、空芯トロイダルコイル気になって
しょうがないのです。
やっぱりLRCメーターが欲しいですねf