すでに分解済みのPS3ですw
CECH-2500に採用されているレンズの型番はKES-450DAAですが、CECH-2000に採用されていた古いタイプのKES-450Aも流用可能ということなので値段の安いこちらを選んでみました(^-^;
BDドライブの分解はネジ10本程度で簡単です。組み立てもとくに難しい位置合わせなども無いので簡単ですから分解から組み立てまで初心者でも器用な方なら30分も掛らないと思います。
●作業手順
難しい作業ではないので簡単に交換手順を紹介します。
BDドライブはマザーボードから取り外す必要があります。
このドライブは金属製の蓋と上側のパーツを取り外した状態です。
ヤニパワーで挿入ギミックの白いパーツが黄ばんでいるようです(^-^;
エタノールなどでレンズを直接クリーニングするだけならこの状態で可能です。
BDドライブを分解してピックアップレンズを搭載しているユニットを取り出します。
ガイドレールを2本外してピックアップレンズを取り外します。
モーター側のガイドレールにはグリスが塗られているので、グリスが劣化しているようなら一度綺麗に拭き取って新しいグリスを塗りなおすのも効果的かもです。(面倒なのでそのまま組み立てましたw)
ピックアップレンズについている白い固定パーツは付属していないので、先ほど取り外した壊れたピックアップレンズに付いていた物を流用します。(小さいスプリングが付いているので無くさないように注意してください。)
あとは反対の手順でBDドライブを組み立てるだけです。
●故障の原因と分解のリスクについて
BDやDVDの読み込めないPS3の故障の原因として考えられるのは・・・
①ドライブ自体の故障(モーターや挿入ギミックなど)
②ピックアップレンズが汚れて読み取り精度が低下している状態
③ピックアップレンズの寿命でレンズの交換が必要な状態
④マザーボード上のBDコントローラーチップの故障
あたりでしょうか。
ピックアップレンズ交換で修理できるのは②と③です。
メーカー修理の場合、BDドライブ関連の故障は9,800円程度、マザーボードの故障の場合は16,000円程度の修理代と送料がかかるようです。
PS3の封印シールを剥がして分解した場合は”メーカー保証無効、メーカーサポートも無効、修理対応も行わない”ということですから注意が必要です。
自前でピックアップレンズを交換して修理できた場合は約2,000円ですからかなりお得です!
ただし、ピックアップレンズ交換でも直らない場合があることを考えるとメーカー修理に出せなくなるリスクを考慮するとお勧めしづらい面もあります。
メーカー修理に出してBDドライブやマザーボード交換修理をするくらいなら、CECH-2500Aの中古品や値段の下がっているCECH-3000Aを新たに購入するほうが得かもしれません(^-^;
●感想
ピックアップレンズ交換で無事再生できるようになりました(>_<)
マザーボードの故障なども考えられるということでしたのでラッキーでした。
再生したPS3は1F居間のメディアプレイヤーとして活用する予定です。
PS3を分解するには封印シールを剥がす必要があります。
封印シールを剥がしてしまうとメーカー修理を受け付けてもらえなくなるので注意が必要です。
リスクを理解したうえで自己責任で試してください。
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購入金額
2,080円
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購入日
2012年09月頃
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購入場所
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