光るケースファンとしては定番といえるオウルテック製のモデル。大抵のパーツショップで扱われている入手性、カラーバリエーションの多さとLEDの明るさ、そして比較的手の出しやすい価格がポイント。
これは8cmの白色LEDモデルだが、どうも色を表す型番末尾が(WH)と(CW)のものが混在しているようでよくわからない。恐らくOWL-FY0825L(CW)と同等品だろう。
そして/IIが付いている通り、ファンとしては珍しく2個セットパッケージで販売されていた。新品がアウトレットとはいえ2個で880円と単なる8cmファンとしても廉価な価格で販売されていたので確保。
当時はコレ含めてあふれる程光るファンを溜め込んでいた筈なのに、どんどん増えるPCに組み込んでいったら案外不足した(マテ
という訳でこのオウルテックの光るファンは何種類か使用しているのだが、静音といえど8cmモデルは意外と音が大きい。定格だと回転数は2000rpmを超えるので、昨今の省エネPC内だと騒音源になりかねない。その分風量はなかなかあるのだが、静音嗜好のユーザーなら外部ファンコントローラの使用を検討したほうがいいだろう。
但し当然ファンコンで回転数を下げるとLEDの輝度も下がるので注意だ。
ちなみに同9cmモデルだと、回転数は低く音は小さくなるので、9cmファンを使えるケースならそちらを使ったほうがいい。
ファン自体の品質も悪くないようで、今まで故障や不調を起こしたファンはない。また。LEDが4個と一般的な配置・個数なのだがとにかく明るい。海外メーカー品だと思ったより明るくないファン等があるが、オウルテックの場合明るい店頭でも光が判るレベルだ。
これ以上の明るさを求めたらENERMAXのようなLED大量搭載モデルしかないだろう。
特にこの白色モデルは色が無い分明るさという意味では最強クラスで、ケース上方に装着すればケース内照明のように内部を照らし出す。
しかもLED大量搭載のものに比べると消費電力は低く、一般的な8cmファンと大差ない。
但しケーブルの仕様については一癖ある。ちょっと写真を撮り忘れてしまったので判りにくいのだが…
小3pinの先にペリフェラル4pin(オスメス)が連結されているのだ。確かに変換コネクタ紛失の可能性は低くていいのだが、特に小3pin使用時にペリフェラル4pin側が完全な邪魔者になる。
いっそのこと4pin側は切り取ってしまうのもありだろう。
ちなみにこれ、同じオウルテックのLEDファンでも一般的な3pinケーブル+ペリフェラル4pin変換コネクタ付属のものもあったので、製造時期によって違うのか不明だ。
また3pinモデルでも3/4pin併連結ケーブルがよられていないので、自分でぐにぐに捻るか適当なカバーをつけるかしないと絡まって不便だ。
ケーブル周りと、8cmファン回転数に不満があるものの、とにかく色を選べて、明るくて、入手性がいいというのはありがたいシリーズ。特に光物は追加購入の際同じモデルでそろえないと微妙な色の違いが出てしまって一体感が出ないので「とりあえず光らせたいのならこれかっとけ」と言えるアイテムだ。
光らせる意味はキニシナイ。
-
購入金額
880円
-
購入日
2011年05月頃
-
購入場所
Sofmap
れいんさん
2012/10/21
下小川さん
2012/10/21
白色LEDは構造的に純粋な白が出にくいのですが、このオウルテックファンの白LEDは、青味が少ない見事な白っぷりでいい感じです。