ブラウジングしていたら気になる記事に出会った。
後でゆっくり見ようと思い、取り合えずブックマークしておいた。
後々にその記事のことを思い出し、見返そうとした時にふと考える。
ブックマークしたのはスマートフォン、それともタブレットだったか。
複数の端末でブックマークしていると情報はばらばらになってしまう。
そして、気になる記事に出会うたびにブックマークしているようでは、いつまで経ってもブックマークを整理できない。
大量にあるブックマークの中に埋まってしまい、後々見返えそうにもどのフォルダへ保存したことやら。
そのような経験をしたことのある方もいるだろう。
そもそも、ブックマークはwebサイトのアドレスを登録しておくものであって、情報を管理する用途には不向きだろう。
情報は別の方法で一元管理する方が整理しやすく有効活用できる。
今回は、Android端末でEvernoteへwebページをクリップするアプリケーション「EverWebClipper for Evernote」をご紹介しよう。
Android端末でブラウジング中に気になる情報があれば、クリップしてEvernoteへ登録しておく。
そうしておけば、Evernoteへアクセスできる環境下であれば、どの端末からでも情報を共有できる。
Android端末とPCで情報がばらばらになることもない。
では、EverWebClipperの使用方法を説明しよう。
EverWebClipperはブラウザから立ち上げる。
ブラウザにはDolphin Browserを使用した。
クリップしたいwebページにアクセスした状態で、メニューからShare Pageという項目を選択する。
共有ツールからEverWebClipperを選択する。
EverWebClipperが起動する。
タイトルとURLは自動入力される。
タグを選択する。
タグはEvernoteから自動的に取得される。
クリップスタイルを選択する。
「シンプル」、「スタイル付き」、「URLのみ」の3種類がある。
クリップするデータを3種類から選択できる点が、このアプリケーションの最大の特徴だ。
各クリップスタイルの違いについては次のとおり。
■シンプル
Webページをシンプルな形式で保存。
【長所】簡素なテキストで表示されるため、文章が読みやすくなる。クリップ時間も短く、転送量も抑えることができる。
【短所】元のWebページのスタイルとは違う表現になる。
■スタイル付き
Webページをできるだけスタイルを維持した状態で保存する。
【長所】元のWebページのスタイルをできるだけ保持する。
【短所】Webページの構成によっては、クリップ時間に時間が掛かったり、転送量が大きくなる。端末によってはメモリ不足でクリップが失敗することもある。
■URLのみ
InstapaperやRead It Laterのように、Webページの内容を保存せずにURLのみを保存する。
【長所】クリップ処理の必要が全くないので、非常に素早く保存できる。転送量も非常に少ない。
【短所】Webページを確認する際に、Webブラウザで再度、読み込む必要がある。
タグ、クリップスタイルを選択後に保存ポタンを押すとクリッピングが開始される。
Zigsowのトップページを3つのクリップスタイルで取り込んでみた。
■クリップスタイル:シンプル
レイアウトはばらばらになってしまっているが、文字が拾われているのでページ内容は理解できる。
リンクは生きているので、ブラウザ経由で元ページにアクセス可能だ。
あまり重要性の高くない情報を保存する時に使うといいだろう。
■クリップスタイル:スタイル付き
レイアウトを完全に再現するまでには及ばないものの、元ページの情報を外観を含めて概ね把握することができるレベル。
リンクからブラウザ経由で元ページにアクセス可能。
■クリップスタイル:URLのみ
文字どおりURLのみを保存する。
テキストを付記しておけばリンク先の内容は理解できる。
メモ代わりに近い感覚で使えばいいだろう。
Androidタブレット端末からEvernoteへ接続してみた。
サムネイルがうまく表示されないので、見出しで内容を理解する感じだ。
PCからEvernoteへ接続。
サムネイルがしっかりと表示されているので、ぱっと見で何の記事か理解することができる。
Android端末では表示されなかった画像も表示され、よりオリジナルのレイアウトに近い感じだ。
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購入金額
230円
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購入日
2012年10月20日
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購入場所
Google Play
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