Wi-Fi内蔵カードを一度使ってみたかったので購入しました。
Eye-Fiが有名ですが、FTP接続できるということで、このPQI Air Cardを選択しました。
■外観
パッケージはブリスターになっています。ぱっと見はただのSDカードです。
中身はクイックスタートガイドと本体だけです。本体裏面にはMACアドレスやシリアル番号が書いてあります。
クイックスタートガイドは多言語で書いてありますが、とにかく文字が小さいです。
公式ページから詳細マニュアルがダウンロードできるので、そちらを利用する方が良いと思われます。
■機能
機能としてはカメラから給電を受けてWiFi通信を行うということになります。
モードとしては以下の二つになります。
・Wi-Fiモード
本体がWiFiのルータとなってPCやスマホのWiFi接続を受け付けるモードです。
このモードだと接続した機器は無線をこのカードとの接続に使うので、2つ以上LANアダプタがない限りはインターネットから遮断されます。
・ホットスポット接続モード
本体が既知のネットワークに接続するモードです。家庭内LANやモバイルルータに接続するときに使います。この方法だとクライアントの一つになるので、インターネット接続しつつ、このカードにアクセスすることが簡単です。接続開始には本体内に自動生成された画像をカメラ側で消去する必要があります。
アクセス方法としては、ソフトウェアを使う方法とウェブブラウザから見る方法、FTPサーバとしてアクセスする方法の3つになります。
■使用方法
ソフトを利用したものやウェブブラウザを利用したものは他ユーザーの記事にあると思います。私はソフトの使い勝手が微妙なのでFTPサーバ機能でアクセスしています。
具体的にはウェブブラウザやFTPクライアントソフトでカードのIPアドレスを入力して接続するだけです。
速度としてはウェブ経由、ブラウザ経由、FTP全部遅いです。カードリーダで読むほうが圧倒的に速いので使い分けは必須です。5MBの写真でも数十秒から1分程度はかかった感じです。
■感想
スマホやタブレットの大きなディスプレイで撮った写真を閲覧・編集したり、アップできるというところが売りでしょうか。カードスロットがあるPCなら抜き差しの手間と速度のトレードオフになります。ホットスポット接続の場合画像消去による接続起動の手間もあります。
FTPサーバなので、ソフトを作れば接続時に自動で画像を取ってくるなどもできると思いますが、そこまでするならEyeFiで良いと思います。
また、転送中はカメラの電源がオンでないといけないため、オートオフを長めに設定するなど工夫が必要です。
実際使い勝手は微妙ですがそこそこ面白いのでカメラにはとりあえず差して使ってみます。
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購入金額
3,980円
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購入日
2013年05月頃
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購入場所
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