…とまあウィキペディアにのってるようなウンチクは置いといて、今回は知人の古いノートパソコンHP nx6120用のボタン電池として購入。
別原因で起動不能になり、預かったのだが…HDDが認識されない→CDドライブが壊れかけで巻き込みによりHDDも認識不能になっていたというオチ。幸いCDドライブを取り外しで起動可能に。2年前に一度HDDを交換しているのもありデスクトップ画面まで30秒チョイと古い割りになかなかの起動速度だ。
しかし同時にボタン電池の電池切れも起こしている事が判明。起動する度に1980年にタイムスリップしてしまう。毎回時刻設定エラーが出てしまい、ヘタするとWindowsXPのよこそ画面の裏側にエラーダイアログがでて、それに気づかないと起動に異常な時間がかかる始末。
そもそも基盤電池が切れるまでパソコンを使うってのも珍しいレベルなのだが、既に今年になって4台目の交換。どれもPentium4やAthlon64初期といった5年以上前のPC。物持ちいいな皆さん。
そんな事もあってCR2032はまとめ買いした新品があるのだが、CR2016は手持ちに無かった。幸い近所の100円ショップにあったのですぐ入手。ついでにビニールテープも切らしていたので買っておいた。
このnx6120、HPらしいシンプルなデザイン通り、メモリの増設(1枚)やHDDの交換は底面から簡単にできる。しかしそれ以上の分解にはヘクスローブ…六芒星状のネジがあけられるドライバーが無いとダメ(以下面倒なので星型)。
先日のデスクトップマシンの場合マイナスドライバーでも使用可能な星型ネジを使っていたが、此方は形状がピッタリのものがないとそれ以上の手出しは不可能。そこまでやるなら本体買い換えろって事だ。
但し工具さえあればカンタンで見たまま分解できる。
まずはプラスドライバーでメモリ(1枚目)のフタを外す。
あけたところの左右にキーボードを裏面から固定している星型ネジがあるのでそれを2個外す。
本体表側に移り、キーボード最上段…ESCとF1の間等にあるスライドするツメ4箇所を下に下げる。するとキーボード本体がカパっと開く。
ここまでくれば、配線を外せばキーボード交換も可能だし、光学ドライブも取り外しできる。そして裏面からはアクセスできなかった2枚目のメモリモジュールも交換可能だ。それ以上の分解が必要ならやっぱり本体買い換えry
んで電池がコレ。困った事に端子をがっちりくっつけて、コネクタ経由で給電するタイプ。自作用マザーのようにカポっとはめられるタイプではないのでちょっと面倒だ。
恐らくまともな修理屋ならこの端子が付いた状態の電池を持ってきてササっと入れ替えるんだろうが、そんなものを用意してたら割に合わない。
コネクタとケーブルを既存の電池から引っぺがして、新しい電池にちょこっと半田付け(危ない)。
後は一緒にかってきたビニルテープでがんじがらめにしてできあがり。むしろビニールテープによる固定が本命。
まあこれで大丈夫だろ。すっげえテキトーだがどうせ知人のだし!一応1980年にタイムスリップする機能は止まったし、外れなきゃいいんだよ外れなきゃ!
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購入金額
105円
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購入日
2012年09月27日
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購入場所
harmankardonさん
2012/09/27
ビニールテープがダメになるまで,このPCは生きてはいないでしょうね.
Vossさん
2012/09/27
予備部材が無くなったけど、保守残ってる顧客の端末用に「ほぼ全く同じ手法で電池20個作らされた人」がここにいますよ?
はにゃさん
2012/09/27
単一電池を8本の電極をハンダ付けして家にあったステンレステープで巻いた私がとおりますよー
本来は電極をスポット溶接で作るんですが、まぁありですね。
下小川さんは手際がいいと思うので大丈夫ですが、
長時間加熱すると…封止剤などにダメージが出ますし、他もやばいので気をつけましょう。
下小川さん
2012/09/27
さすがにこの電池&テープがダメになる前に他がガタ(もしくはOSサポート期限)が来るでしょう。
それにしても20個…ヒイイ…
きっちょむさん
2012/09/28
下小川さん
2012/09/28
ちなみに最初はビニールテープだけってのもやったんですが、さすがに固定が甘くて(自分で使うならいいけど)こんな感じに。