レナたちが首をつっこんだのは、東京から近い割に平凡な泉質をもつ山根旅館の話。
女将と婿養子、どうしようもない女将の弟… そして道楽ものだった祖父の集めたコレクションがあるらしい。
話のきっかけは、ミヤギの妹のさやかが旅館に泊まったときに、女将とイタ車で盛り上がったことで、蔵を整理するので旧車ショップ ゴブリンにお願いすることになり、さっそくレナとミヤギで1泊…
山根家の道楽ものと家族から思われてた祖父ですが、色々見聞を広め、先を見通す力をもっていたようです。
自分の時代に良くても、未来永劫、その地の要たる旅館が栄えつづけることはない。
それゆえできる準備をしっかりやっていたようです。
まぁ、道楽ものだったので、奥さんがしっかり手綱を握ってたようですけども。
ところで、今回のお宝は、ジレラ ロンディーネ。
元々は国家プロジェクトであり、その後ジレラに人員ごと移管され、
第2次大戦前夜までGPで活躍したバイクらしい。
水冷4気筒スーパーチャージャー付500ccで、80ps/9000rpmのパワーユニットをもつ重量180kg 最高時速 220-250km/hのGPレーサー。
記録としては 1937年に 279.503km/hを記録している。
1938年-40年ではとても革新的な、現代のレーサーのようなフォルム、丸パイプだがフレーム構造をしているし、空力を考えた形状がすばらしい。
なお、1台だけ90年代にレストアされた車両が存在しているようだ。
バイク乗りではないが、このロンディーネが実際に疾走する姿を見たいものだ。
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購入金額
560円
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購入日
2012年09月03日
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購入場所
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