古典部シリーズ第3巻。
神山高校文化祭の話です。
今までは主人公である折木の心境のみが文章で表現されてましたが、今作では残りの古典部メンバーである千反田・里志・伊原の心境も表現されています。
アクティブな里志の行動や伊原の漫研での役回りなど、今までのシリーズとは違った面白さがあります。
アニメ版は京アニということもあり丁寧かつ面白い作品になってますが、この話では小説版の方が良いと思います。
アニメの方も非常に良くできていますが、さすがにキャラクターの心境・内面の表現は文章の方がよく分かりますからね。
特に後半の十文字と折木の問答が面白い!
ニヒルを演じようと四苦八苦しながらも、相手にそうは見せないように心掛ける折木の心境が、アニメよりも遥かに詳しく表現されていて良いです。
この問答の前(時間軸的には後)の折木の行動で「???」な部分があったんですが、最後には「そういうことか!」と思わず納得してしまいました(笑)
今までの作品の中では、私的には一番面白い作品だと思います♪
-
購入金額
660円
-
購入日
2012年06月30日
-
購入場所
楽天ブックス
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。