レビューメディア「ジグソー」

「雰囲気がつかめれば良い」という人向け。

最近のノートPCには、カメラを内蔵しているものも多くなりました。
我が家には古いWebカメラ1台しかなく、緊急時はトイカメのPCカメラモードで代用して凌いでいたりします。
そのため、前々から廉価なもので構わないので新調したいと考えていたのですが、使用頻度を考えると購入する機会がつかめずにいました。

今回、諸事情により購入したWebカメラは、予定通り廉価なモデルです。
行きつけの家電量販店の決算セールで、Web上の価格と同等でしたので購入してみました。
店頭には同シリーズの上位モデルも980円で並んでいたため、一度それを手にしました。
しかし、その違いは「動画の一時停止」で、利用することのない機能だったため、下位モデルの本品を選びました。

本品は、ヘッドセットのセット品です。ヘッドセットは片耳のアナログタイプです。
値段が値段ですので覚悟はしていたものの、かなりチープな印象は否めません。昔の携帯電話に付属していたヘッドセットのような質で、カメラ本体が黒にも関わらずヘッドセットは白という、いかにも「試供品です」と言わんばかりの品です。
私はヘッドセットを使う予定がないため特に問題はありませんので、ヘッドセットはそのまま保存することにしました。
カメラ本体は黒色で、シルバーメタリックのポイントが入っています。
スタンド(フック)、シャッターボタン、ケーブルともに、値段相応といったところです。

画質も価格相応といったところでしょう。
130万画素で、オートフォーカス(フォーカス調整)も持たないため、かなりピンボケな画像になってしまいます。
テレビ電話等で雰囲気がつかめれば良いというレベルであれば問題ないと思いますが、細かい点を撮影したいという用途には向かないでしょう。
当初から画質は期待していなかったものの、正直、ここまでピンボケな感じになるとは考えていませんでした。
本品を購入したことで、逆に、もう少し高品質なカメラを試して見たくなりました。

本品の魅力は価格の他に、もう一点、UVC対応という点があります。
前述した古いWebカメラは、独自ドライバを利用するものでした。最近のWindows-OSであればドライバ不要で動作するようですが、ドライバを使用した場合/使用しなかった場合、どちらおいても動作が不安定でした。
UVC(USB Video Class:略は色々)は、USB接続のイメージングデバイスの共通規格です。
UVCに対応したOSであれば、UVC規格のどのカメラでも動作できるわけです。
最近のLinuxもUVCに対応するため、ディストリビューションインストール直後であっても、接続するだけで認識できたりします。
私がVMWare上にインストールしたUbuntu10.04でも難なく認識でき、追加インストールしたcheeseで無事カメラ画像を表示することができました。

本品の購入目的は、一般的なWebカメラとしての用途の他に、例のアイテムで使用したいということで購入しました。
「何をやりたいか?」という点は今は伏せますが、その準備としてUbuntu10.04上で動画ストリーミングができることが確認できました。
例のアイテム側の基盤整備等、まだまだ色々やらなければならないことが多数ありますが、とりあえず第一歩を踏み出したところです。
  • 購入金額

    745円

  • 購入日

    2012年08月18日

  • 購入場所

    ケーズデンキ

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