70mmのドライバーというヘッドホン史上かつて無い大きさのドライバーからもたらされる重低音はclubのフロアで聴いているような背筋がゾワゾワする感じがします それというのも開発にDOMMUNEの宇川さんが関係していて、DOMMUNEの卓から送り出される音を自宅のPCから聴くというコンセプトで開発されたものなので、重低音には事のほか気を使った設計で、そのために新しく70mmドライバーを設計した程です 密閉型なのですが、重低音ゆえ音漏れは否めないので、電車の中などで使うよりは家で使う向きですね 一度この重低音にはまると他の重低音をうたっているヘッドホンでは物足りなくなります

ヘッドホンにしてはかなり大振りのドッシリとした箱に入っています

ものスゴイ存在感です

ヘッドホンって範疇なんだろかこれ？　
耳元にサウンドシステムを持ってきた装着型のイヤースピーカーだねこれ
XB1000でテクノやトランスを聴くと、liquid roomや代官山UNITの最前列でウーハーからの低音の風を感じるような音圧を感じます。そしてその重低音のブルブル震わせられるのですが、装着しているのは頭だけなので、頭だけブルブル震わせられます。　これはclubで全身で音を浴びるのとは全く別物の面白い感覚ですね、頭がブルブル震えて背筋に電気が走る感覚　ちょっと面白くてクセになります
遮音性とか程んど無いと言ってイイので、電車など外で使うには全く向きませんが、家で爆音で聴くにはこれは最高の１品ですね


ちょど、XB1000が届いた日に、坂本龍一のソウル公演USTの再配信があったのでXB1000で聴いてみました

フラットコード

耳元のサウンドシステムで聴く生ピアノの音も重低音を聴く場合とは違った良さがありますね、流石に７ｃｍも振動板があるのでダイナミックレンジに余裕があります

SONY XB1000 小宮山氏＆松尾氏へのスペシャルインタビュー

参考記事
XB 開発者インタビュー