まだ手持ちのマウスが少なかった4年前頃。一応マウスの数は足りているのだが化石なボールマウスだったりホイールが壊れていたりと不調なモノも使用していた。そこで秋葉原でノンブランドな小型マウスを購入するも2週間で故障。

ふと立ち寄った地元の電気店で特価498円だったので買ってみたのがこのM-PPAUP2RBU。

機能的には2ボタン+ホイールというシンプルなモデルだが、同社が「MRエンジン搭載」と謳う通り、光学センサーはしっかりしている。
半透明のペンタブ上（手持ちでも動かない光学マウスが多い）でも動いたりと、感度に関しては優秀で使用場所を選ばない。ホイールがツルツルしていて滑りやすいのを除けば機能的には問題ない。2週間で故障したマウスの直後だと「機能的に問題ない500円マウス」というだけでかなりありがたい存在だった。

 一方デザインはなかなか奇抜で曲面と直線を組み合わせた独特な形状。そりゃチョロQマウスだのジョイスティックマウスだのの色物ぞろいの我が家では普通かもしれないが。

特にボタンが高く水平に近い形状なのが特徴で、実際手を乗せると大きく感じる。
当時は家族兼用PCで使用しており、私自身は特に意識せずに使えたが、小型マウスが好みの母には不評だった。

ところでこのカラーリング。

特にこのロゴのグリーンの自己主張が激しい。青とシルバーツートンだけならよくあるし、青1色に緑ロゴでもさほどハデには感じなかっただろう。しかしこの3トーンカラーはなかなか強烈な存在感だ。


え、他に色無かったのかって？

実はこのM-PPAUP2Rシリーズ、なんと色が7色も用意されているらしく…

アストロブラック
プルートシルバー
ムーンホワイト
メテオグリーン
サンレッド
マーズオレンジ
ネプチューンブルー

…と宇宙戦隊エレコムレインボー（適当）なのかすげえ気合の入ったカラーネーム。しかし当時電気店で特価品として用意されていたのはサンレッド・マーズオレンジ、そしてこのネプチューンブルーの3色のみ。やはり奇抜なカラーは残ってしまったのだろうか。
 
【公式サイト】

サンレッドと悩んだあげく、どうせ派手ならと緑色のロゴのインパクトに負けてネプチューンブルーにした。確かに鮮やかなブルーとシルバーのツートンは部品箱に投げ込んでいてもすぐ見つかるのである意味ベンリ。更に場所を選ばないセンサーを生かしてのバラックPC動作確認用として使用しているが、最近は無線マウスさえ余りだして来たので出番が少ない。