本来、USBはアップストリームとダウンストリームで形状の異なるコネクタになるため、周辺を接続するためコネクタとPCに接続するためのコネクタが準備されるはずです。
しかし、そういった端末のための規格として、USB-OTG(USB on The GO)が準備され、一つのコネクタで解決できるようになりました。
コネクタは、アップストリーム/ダウンストリームとも接続できる、miniAB/microABコネクタがそれです。
このコネクタに、USBケーブルを接続しPCと通信するか、A変換ケーブルで周辺機器を接続して使用します。
端末は、接続された機器を判断し、自分がホストになるのか、ターゲットになるのかを、コントローラまたはプログラムで判断します。
USBケーブルは100円ショップでも販売されるくらい安価になりました。
しかし、このA変換ケーブルは意外と高価です。最安の物でも1,000円前後します。
そこで本品を購入しました。USBケーブルで接続した状態でAオス-Aメス変換することで、周辺機器を接続しようと考えたわけです。
ただし、注意が必要です。この方式だと必ずしも動作するとは限りません。
技術的な話になりますが、mini-USB/micro-USBには、標準USBコネクタにはないID端子が準備されています。
端末の中には、このID端子がどう処理されているか(Hi or Lo or Hi-Z)で、接続されている機器がホストなのかターゲットなのかを判断しているものがあります。
そのため、USBケーブルを接続した段階で、相手がターゲットに固定されてしまう可能性が高いのです。
実は、購入したのは良いですが、現在、テストする機器が手元にありません。
380円が役に立つのか、無駄になるのかの結論が出るのは、当分先になりそうです。
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購入金額
380円
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購入日
2012年07月22日
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購入場所
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