どういう物が良いのかという知識を全く持ち合わせていなかったため、店頭で品定めし、タイミング良く在庫一掃セールしていた本品を購入しました。
出張は1ヶ月近くと長期であり、女性は何かと荷物が多く、さらに書類・機材等も同梱する予定だったため、大きめのサイズを選定しました。
本品は店頭にある品の中で最大サイズで、ネイビー以外は残っていなかったため色の選択肢はありませんでした。
外観は、樹脂製の光沢あるネイビー色で、角に対衝撃ガードが施されています。
ボンネット構造で側面からの圧には強くなっていると言うことですが、実際に押してみるとペコペコしています。
これは、逆に堅くしてしまうと投げられた場合などの急激な衝撃で割れてしまうため、ショックを吸収するためにこのようになっているということでした。
ロックは、現在では当たり前になったTSA基準対応になっています。
持ち手のレバーは引き出せるものの、本体の高さがあるため、それほど長くはありません。
身長160cm台の妻は、レバーを引き出さずに、身体の横を移動させる形で使用しています。
本体背面のレバーが収納される部分に厚みがあります。私はこれが本品の良い点だと感じています。
通常のスーツケースはレバーのレールが収納される部分が目立たないような作りになっています。
この場合、ケースの内部にレバーが収納されるためのスペースが取られるため、実際に荷物を入れる部分に凹凸ができてしまい、これが予想以上に邪魔になったりします。
本品はレバー収納部分を外に出している分、内部に凹凸はなく、荷物を収納する際に工夫する必要ありません。
実際に荷物を詰め込んでみると、予想通り収納にかなり余裕があります。
今回は出張の荷物が多数あったため、ギリギリまで詰めることになりましたが、衣類等だけであればかなりの日数分を収納できるのではないでしょうか?
「大きいに越したことはない」ということで、このサイズを購入したわけですが、今回のようにパンパンに詰めてしまうと、色々と問題が発生します。
まずは重くなるということ。キャスターが付いているので平坦な場所での移動であれば苦にならないのですが、段差があったりするとちょっとした高低差でも持ち上げるのに一苦労します。
次にショック吸収ができなくなること。通常であれば衣類等が緩衝材代わりになり、外部からの衝撃を吸収してくれますが、大量かつ目一杯に詰めると緩衝効果は薄まり、さらに衣類の重さ自体が負荷になり、機器を傷めてしまう可能性がありました。
そして、今回の移動で最大のトラブルが重量オーバー。いざ飛行機に乗ろうとしたところ、本品に詰めた荷物が重量オーバーで追加料金または没収になるところでした。
同回避したかは内緒ですが、余力のある荷物の詰め方をした方がよいでしょう。
出張から帰ってきた本品を見たところ、目立つところに輸送のラベルが貼られていたり、いたる所に深い傷がついていたり、角のガードにかなり擦れた跡がありしました。
海外に行くとそういうものだとは聞いていましたが、購入したばかりの品がここまで傷だらけになるとは思いませんでした。
ぞんざいに扱われたのが見て取れ、PC等の高度精密機器は容易に入れるべきではないと感じました。
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購入金額
14,000円
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購入日
2012年04月頃
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購入場所
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