以前からメインで使うPCは2台とも幅40cm以下のキーボードしか置けない配置で、2台のテンキー付小型キーボードを酷使している。
この2つが万が一故障した時用に同系統のキーボードが欲しかったのだが、秋葉原のジャンク店でコイツを発見して購入。今でこそキーボード数過剰になりあふれ出しているが、これを買った時は(今予備として扱っているAopen サンテンドーminiも常設用だったりして)予備がなかったのだ。
間髪いれず…というかこれを買った30分後に別の店で…
この二つを買ってしまい、1日で3個もキーボードを増やすというおバカをしでかすのだが。このときはもうキーボード増やさないぞ!と思っていたのにごらんの有様だよ。紅茶こぼしても安心だなチクショウ!
最初に書いたとおり型番は不明。同じ見た目を持つPS/2版に近い型番で「PC-VP-KB06」という形式のスペックが合致していたのでソレとして登録したが、「PC-VP-KB06」の写真が無いので未確認。
どちらにせよNECの業務向けパソコンMateシリーズ向けに作られたキーボードであることは間違い無さそうだ。
テンキー付きでFnキーを持ったキーボードとしては標準的な配列で、PrintScreenやScrollLockは独立キー。PageDown/UpはFnキーと併用になるタイプ。それ以外はキーピッチ・ストローク共に普通のキーボードに近く、テンキーも右手ですぐ打てるので個人的にこの系統が一番好み。
このキーボードの特徴はUSB1.1ハブを内蔵している点で、キーボード裏に埋まるようにしてUSBが左右に1ポートづつ、合計2ポート備えられている。奥まった位置に1.1規格が足かせとなり、今時のUSBメモリ等には向かない。
しかしここにマウスを挿すとケーブルがスッキリするし、無線マウスレシーバーを装着しておけばUSBを一つ挿すだけでマウスとキーボードを一気に使えるセットになり便利。但し最近の極小レシーバーを装着するとほぼ筐体に埋まってしまうので取り外しが難儀になるが。
程よい高さのチルトスタンドにケーブル出し方向を選べる背面ライン等地味ながらしっかりしたつくりはさすが業務向け。購入した時点で推定5年以上経っているキーボードだが、劣化も感じさせずしっかりとしたキータッチだ。メンブレンとしてはキー反発が強めだが、しっかりと戻ってくれるので酷使するにはちょうどいいだろう。
デザイン面も張り出したカーソルキー左右が滑らかな傾斜になっていたり、パームレスト部が別カラーだったり、インジゲータLEDが左側にあったりとなかなか個性的。
メイン用としても使っていいくらいなのだが、難点がFnキーの位置。こればっかりは慣れなのだが、左CtrlとFnキーの位置が普段使っているキーボードやノートPCと逆で、左端がFnキー、左から2番目がCtrlキーなのだ。
いかんせん左端がCtrlに慣れてしまっているので無意識にCtrl+Cを使ったつもりがFn+Cになってコピーどころか内容がCになる始末。ソフトウェア側で逆に設定すればなんとかなりそうだが。
このキーボードというより自分自身の慣れが原因なので仕方がないのだが、結局これが最大の要因となって「予備」もしくは「サブPC」用になってしまっている。慣れって怖いですね。
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購入金額
400円
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購入日
2010年10月23日
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購入場所
FIRSTPOINT
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