実は結構読書家で、特に若い頃は乱読しました。
ジャンル的にはSF～ファンタジー～ミステリなどからコミックまでイロイロ。
3桁では収まらない蔵書の中からトピックをご紹介していきます。
先日から断続的にご紹介している、スター・ウォーズ（エピソードⅠ3D ファントム・メナス）関係でもある。
SF映画の金字塔であるスターウォーズ、特に「旧3部作」と呼ばれるエピソードⅣ～Ⅵは1997年に新3部作たるエピソードⅠ～Ⅲの制作に合わせて、若干手直しされた「特別編」が公開されたが、これはそのときに合わせて出版されたノベライズ。
第一作エピソードⅣはこの時点でもすでに公開後20年を経過しており、続編（時間軸的には事前鐸）のⅠ～Ⅲが制作開始されるのにあたり、人々の記憶をリフレッシュさせるために「特別編」が企画されたが、映画館で見ると細かい筋立てなどは完全には覚えきらない。
このノベライズは大変忠実にストーリーをなぞっているので、「特別編」の鑑賞後の復習にも新3部作に対する予習にも良い。
知らぬ人のないストーリーだけれど、
・田舎のうち捨てられた惑星の農民が銀河の善を代表する立場になる立身出世物語であり
・最後にヒロインの出生の秘密が解き明かされヒーローとハッピーエンドに終わる恋愛物語であり
・強大な敵だと思っていたのが実は父親で、それを超えていく成長物語であり
・悪の道に墜ちた父を救う孝行物語であり
・善と悪は表裏一体であり、善き力を発揮するための示唆に富んだ哲学的物語であり．．．
とても良くまとまっている旧3部作。
装丁もロゴなどが完全に再現され、ルーカスフィルム許諾製品であることが判る。
文庫カバーの折り返し部分には各エピソードの映画名シーンが！
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購入金額
1,857円
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購入日
1997年頃
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購入場所
miraさん
2012/04/02
図書館に旧三部作以降の話、ソロの子供ジェイナとかが出てくる話だったかな…あたりが何冊か置いてあったので、何度も借りた覚えがあります。
cybercatさん
2012/04/02
＞旧三部作以降の話、ソロの子供ジェイナとかが出てくる話だったかな…
いわゆるノベライズだけではなく、様々なサイドストーリーや後日鐸が出ていますよね。
あの世界観を使って、他者が自由に創造する．．．．そういう「古典」になってきたのかもしれません．．